レースを走る人はそれなりに

クラブアルカンシェルにはいろんなメンバーがいる。　レースでの好成績を目標に頑張る人から基礎体力アップや健康維持の女の子まで。

本人がやりたくないことは無理強いしないことを基本としているが、頑張ってる人を応援したくなるのが人間というもの。屋内トレでぜーはー言ってる人を見ると少しだけＳっ気が首をもたげる。　「面白いからこれやってみましょうか」「大丈夫大丈夫全然きつくないから」　・・・・そんなのウソに決まってる。きつくないのに大量の汗かいて乳酸溜まって足が震えたりしない。心臓のポンピングが追い付かないくらい息切れして大丈夫なわけない。しかし案ずるな峰打ちじゃ。

それでもみんなやってみるから面白くはあるんだろう。　クラブに入ってしばらくは誰でも俺の言う事を聞くので、「やりましょう」の返事はみんな「ハイ分かりました」　でもしばらくすると「いや自分は今日は・・・・・」とか「ダマされんぞ」とか「（笑）・・・・・・・」　無言の抵抗とか。

慣れとは恐ろしいもの、クラブに入って半年もすると俺の言葉の信憑性も薄れてくるというか疑われてくる。そんなこと無い、本当にメンバーの為を思って涙を堪えて鞭をふるってるだけ。みんな俺を信じろ、レベルを上げてるだけで嘘はついてない！（たまにしか）

俺なんか過去にこれでもかと言うくらい騙されてきた。それで強くなるならまあ良しだが、顎が外れて目が点になるような裏切りも。俺はそんなことしないので安心して付いてきてくれ。

さあ今週も夜トレの日が楽しみ。