スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

まだやってる

投稿日 2025年4月28日 月曜日

過去の日誌を見ると、術後の痛みが少し和らぎ夜中の痛みだけになったのが一年前。眠れない日もあり明け方には膝がマヒした感じとあるが、この頃から毎日ローラーに乗り出しひと月後にはMTBで走りだしている。

週毎に自分に課したノルマを守り一年。やりだしたら一度でも欠かすと負けの気がして続けてしまってる。おっさんのくせによくやる。

実は一年も続けるつもりはなく、寒くなった頃か体重-10%達成で辛いトレーニングは止めるつもりだった。最初はリハビリのつもりが、やってるうちにモガキを入れなきゃ気が済まなくなり、無駄に知ってるインターバルメニューを自分に課しそれがエスカレートしてきた。

「このまま負荷を上げ続けたら逆に体に悪そう。どこかで制御しなければ若者じゃないんだし」と思っているのに体調がすこぶる良いので止めるにやめられない。体絞れて「イケオジ」とか言われて調子に乗っているのもある。困った。

実は数十年やりたくてもできなかった事ができるのが嬉しくてやってるのかも。朝も夜も体のどこにも痛みを感じることもなく、普通に歩けて普通の生活ができる。夜は呼吸ができず死ぬ思いをすることもなくぐっすり眠れる。

小児喘息から解放され膝の骨を砕くまでの4年間。この時だけが満足な体だったから、今の有難みを噛み締めている。これから要介護までの期間を延ばして楽しまねば。

出来るのにやらないのは勿体ないからね。

昔の話

投稿日 2025年4月19日 土曜日

PIST6はレースの合間に花火を打ち上げ、ダンサーが躍ってるはずだったのに、いつの間にか経費削減でカットされてる。俺は楽しみにしてたのに・・・・一方バンクをのぞき込みピストレーサーの細部をチェックする友人。

なぜならこの友人、只のおっさんではない。80年代~90年代世界を股にかけて走ったプロロードレーサー。今は階段上っただけで息切れしているが、過去にはキャプッチ、インデュライン、パンターニ等そうそうたるメンバーと走っていた。アームストロングにも先着してるし、世界選手権では大逃げかましたこともある。

夜は選手時代の話や中学生時代に一緒に走り回った話で盛り上がる。現代では考えられない過酷な環境しか知らなかった時代に競い合った良きライバルの幼馴染。今の学生くらい機材も環境も恵まれていたら俺らどうなってた?

パンクしたチューブラーを何度も修理し、二重に被せて縫い合わせる。重たい部品は肉抜き加工し自ら軽量化。古いフレームは塗装を剥がし自分で塗り直し。自転車は常にピカピカで一日中触ってないと我慢できないくらいの病気だった。

当時の話をすると思いだすことが沢山あり、初心に還ることができる。今更暑さ寒さや空腹と貧乏に耐えて走りたいとは思わないが、あれがあったから今が楽だと思えるんだろう。

友人は俺より数段厳しい状況を乗り越えてきたから、話を聞くだけでも気が引き締められた。

あーまた学生シゴいてしまいそう(笑

PIST6

投稿日 2025年4月17日 木曜日

1年以上前から行こう行こうと思いながら、日程調整がつかなかった「PIST6」にようやく行ってきました。

日本で唯一国際ルールの「ケイリン」で車券も買えるエンターテインメント。250バンクでのスピードもさることながら、イベントとしても生で見ておかねばと思っていた。

250バンクを走ったのは20年近く前なので、もう細部の感覚はあやふやだけど、コーナーリングの難しさなどは覚えている。今の選手がどんな走りしているのかネットで見ることはできるけど、生じゃないと分から ない部分は多いから千葉まで行ってきた。

今回は古い友人を道連れに感想なども聞きながらの観戦。レースはテンポよく進むし、一緒に走っていた選手も何人もいたので結構楽しめた。ただ、車券の買い方がよく分からない。そもそもアナログ投票のやり方さえもよく知らないのに「スマホでベッディング」とか言われてもおっさんは困るだろ。

一応俺は事前に準備して行ったので、チケット購入も投票登録も済ませていたが、友人は登録に四苦八苦。係員に指導してもらいながらどうにか完了したものの疲れ果ててレースを見るどころじゃなかったぞ。もうこれだからおっさんは・・・

万博も同じらしいが、何でもかんでも運営は手間を省こうとデジタルで管理しようとするが、観客は上手くいかない。アナログと併用できないのはデジタル難民差別だろ。デジハラもしくはオッサンハラ?おっさん腹みたいで嫌だ。

おじちゃんの挑戦

投稿日 2025年4月06日 日曜日

4月になってまた一人中学生がクラブに入会した。大人しそうだけどちゃんと目を見て話ができる子。自分でやると決めたなら頑張ってくれよ。

子供が増えるのは面倒臭いけど面白い。想像を超えるギャグマシーンだったり、暑さ寒さをものともしない感性だったり、大人のように減らず口も叩かないので飽きることは無い。それらが良い方向へ向けば急成長の進化を目にすることができる。

子供に交じって4月からおじさんも入会。こっちは急成長は期待できないけど、取り組む姿勢は子供たちの見本になってもらいたい。長い知り合いだから俺も気兼ねなくビシビシ行く。本人もそのつもりで入会したはず。

また、昨年は衰えを口にしだしたベテランのおじちゃんメンバーも、今年最初のタイムトライアルでは復調の兆しが見えた。まだいけそうな走りだったから「歳のせいは気のせい」と再度念仏唱えればやれると思う。

ただ念仏だけじゃ少し足りないので、秘密の屋内トレで鍛えることにした。計画的なトレーニングでもう一度青春を取り戻し記録を狙う。試しにこれしかやってない自分が、5か月間ぶりにいつものコースを走ってみたらタイムアップしていたから間違いない。2か月だけ騙されたと思ってやってみなはれ。

本当はおっさんよりも若者がもっと挑戦した方がいいとは思うが、誰もやりたいとは言ってこない。それ以上に頑張らないとおじちゃんに今年も逃げ切られるぞ。

勝手解釈ではありますが

投稿日 2025年4月03日 木曜日

今朝は朝練もしないのに、気になって3時前から海外のニュースを追ってました。

とうとう発動されました追加関税。日本に+24%、あーあ。「引き続き課税を見送るように要請」とかバカだろ政治家。首相は「まだ自分の出番じゃない」らしい。

日本だけは除外するよう交渉したがダメだったったとか、無策無能だったってこと。日本が掛ける車や食品の関税を0にするからアメリカも相互関税は最低の10%だけにしてくれって交渉すればよかったのになぜやらない。アメ車の売り上げなんか価格と関係ないだろ。

円安で輸入品価格が高くなり国内産の競争力は上がっているチャンスだったし、関税撤廃で物価も下がる。そしたら無理して金利も上げなくて済む。そもそも日本の関税収入が8,000億程度だから今後の影響に比べれば比較にならないほど安上がりな条件のはず。

どうせコメとか政府が値段吊り上げたんだから関税撤廃できなくもなかったはず。それが何故できないかは「そこにおいしいモノがあるから」でしょ?農中がやらかした投資損失の埋め合わせだけじゃなさそう。

自動車産業なんて利益吹っ飛ぶかもって話だから、ベースアップどころか今後日本中で失業者溢れるかもしれない。アメリカ捨ててアジア向けの大衆車メーカーに変身するんじゃないだろね。

みるみる下がる日経平均。このまま行くとETFしこたま買い込んでいる日銀は非常にヤバいんですけど。減税とかバラマキとかお花畑の話してる場合じゃないと思いますが?

こんな連中に日本を任せて大丈夫?

改悪

投稿日 2025年4月02日 水曜日

フジテレビがどうの、メジャーリーグがこうのと騒いでいるうちに決まりましたね。SNS規制。政府の検閲です。

そもそもTVも新聞も自分らに都合が悪いことは「根拠がない」とか「偽の情報」とか「持論を展開」とかいうけど、今までそれが間違っていた事はないのか?山ほどあるだろ?日本中でやってる大規模デモの報道なんて一切しないけどどうなってんの?

政府の言いなりで健康被害を負ってきた人、亡くなった人たちの事は報道せず一方的にデマと決めつける政治家。自らは脱税しようが犯罪犯そうが不起訴。で自分ら基準で検閲?

いいかげんにせい。世の正義なんていくらでも変わっていくから検閲は禁止されていたというのに出鱈目ばかりだ。

そして次は緊急事態条項。政府の都合で選挙も無くす。国民の権利を侵害する憲法改正が目的だから、このままいけば日本終了確定。

いよいよ本気で日本脱出考えなきゃいけないのか?日本に住み続けたいけど、腐った連中の奴隷にはなりたくない。政府批判してるから俺も投獄されそうだし、ゴルゴ13に依頼するしかないか・・・

差を見せつけられる

投稿日 2025年3月30日 日曜日

3月25日~27日に開催の全国高校選抜大会を観戦してきました。

今年も鹿町工業の生徒の応援と、注目の選手を見つけに小倉メディアドームまで。

中学高校の頃の一年差は大きく、体格差も結構ある年頃。なのに自転車に乗り出して数か月の子が全国大会で優勝したり、凄いタイムを叩き出す場合もある。

恵まれた体格や筋力を持ち、優れた心肺機能を持った才能あふれる選手。それが強い意志を持って過酷な練習を積むとこうなる? 記事で読むだけじゃなく生で見ると驚くことも多い。

俺等凡人は才能にも体格にも恵まれてなかったから、根性で練習するしかなかった。気合いだけじゃどうにもならない世界だけど、それも無くせば、その他大勢の一人になるのが分かっていたから頑張ったつもりの高校時代。

今思えばもっと頭使えば良かったとか、こう走っておけば良かったとかばかり。人生2~3巡してもうまくいかない所が凡人なんだろうね。

本当に短い高校生活なので、惚れ惚れする才能の選手もそうでない選手も、能力の持ち腐れだけにはならないよう最後の時までベストを尽くして欲しいです。

CMデビュー

投稿日 2025年3月24日 月曜日

お待たせしました!・・・ではなく自分が長く待ちました。予定より1年以上、撮影から1年半程待ってようやく公開された俺の全国デビューCM。具体的な内容は秘密事項だったので、撮影当時のブログでは詳しく伝えられませんでした。

数日前に発売が発表された「トヨタクラウンエステート」この車のCM撮影スタッフとして駆り出されていました。

2分間程度のネットCM。知らないけどディーラーでも流れているかも?俺の仕事は自転車絡みのシーンで準備や指導。 当初モデルとして起用するかもと持ち上げられた後に、低身長を理由に突き落とされて出番は無しだった。

んが!監督肝いりの自転車で走りだすシーン。急遽ペダルにクリートをカチッと嵌めるシーンを任されることになり、コンマ数秒に命をかけての出演が決まった。きたよ、俺の出番が・・・

3日間に及ぶ撮影と数週間の準備期間。それでも出番は一瞬だけ。しかしその一瞬でも手抜きは無いところが凄いところ。正直俺はクリート嵌めるだけで借り物のシューズの靴底しか映ってないのだが、何度もペダルにオンオフを繰り返した。

実はもう一件CM撮影に関わってるけど、こっちはまだ(笑)ま、それでもいい記念になったし酒の席でのネタも増えたから良し。

興味ある方は見てください。ロケ地どこだか分かるかな? CMはこちら

卒業生の3人

投稿日 2025年3月22日 土曜日

また今年も卒業シーズンが到来。2名のクラブの若者が卒業して新天地に旅立った。

大学を卒業して就職した者、遠隔地の高校へ進学した者、数年間の思い出は練習の苦痛と俺の苦言と共に忘れないだろう。親から独立するこれからが本当の自分を作る時だ。理想の自分になれるよう頑張れよ。

クラブチームで走ることで体力的な進歩はある程度あると思うけど、精神的な進歩を最も期待しているから、「入会当時と比べると変わったな」と思えることが多いとオッサンは嬉しい。

声も出せずうつむき加減で小鹿のように震えてた少年は大きな声で冗談言えるようになり、はっきりと「自分の意志で進む道を決めた」のだという。本当に良かったな。

大学生なのにいくら聞いても煮え切らず漠然とした将来像を語るのがやっとだった青年は、会話の端々に成長したなと思わせる言葉を聞くようになった。あと一息行動あるのみだな。

またクラブOBの若者が就職を前に顔を出してくれた。勉強優先の進学校へ入ったため高校入学と同時にクラブは卒業したが、大学へは進まず親の反対を押し切り専門学校へ進んだ変わり者。その後信念を貫き難関を突破して業界日本一の店に入社を決めた。

就職の最終面接前にも報告に来てくれて、一点集中での就活プランやこれまでの情熱的な活動を説明し、「必ず受かると思います」と言ってたがその通りになった。

熱意を持って将来の野望を語る若者は目が輝いている。安月給で数年の修業期間に自分を磨いて「必ず夢を叶えます」と断言する。今時「まずはカマロを買って乗り回す」なんて男らしいこと真顔で言う若者がどれだけいるか?

これこれ、こういう話を俺は聞きたいんだよ。法螺でもいいから途方も無いことを「俺はやります」という精神を身に着けて欲しいのだよ。  本人曰く「現実的に考えて」の小市民的な夢なんか若者の口から聞きたくない。その現実なんて変えられるだろ?

でもこいつは口だけじゃなく、熱意を持って有言実行してるからきっとやり遂げるはず。進行形で行動しているし、明確な夢を持っているから自分の店を持つ日は近いと思う。

やるべき事をやっていれば、その日は来る。3人に告ぐ。やった事も無い人の妨害意見に耳を貸すなよ。今度会う日には次の夢を聞かせてくれ。

競馬の話

投稿日 2025年3月15日 土曜日

ブログが滞っている10日ほどの間にも色々面白いことがあった。ありすぎて全部は書けないけど、これまで知らなかったことを知るのは楽しいね。無知万歳。

先日サウジカップで優勝という奇跡的体験をしてきた隆太が遊びに来てくれたので、競馬の話を色々教えてもらった。機械相手の自転車と違って操るのは動物。著名なジョッキーや調教師でも多くの苦労があるみたい。

トレーニングやレースの駆け引き、瞬間の判断などプロフェッショナルな考えや技術的な話には自転車レースの共通点も多くて、「通じる」感覚で面白かった。ずっと思っていたけど、運の要素と義理人情はやはり関連があるな。

参戦するジョッキーや厩務員はいるけど、競馬はやはり貴族の観戦スポーツ。種付けや血統の仕事にも自分達とは遠い世界のビッグマネーが動いていることにも驚いた。

「ほー、牧場ってそんな場所なんだ」と感心してた矢先に友人から「シンちゃん牧場買わない?」って軽ーいメッセージが届いた。なんでこのタイミング?即答で「無理です」と返信しておいた。

芸能界や実業家、競輪選手なども馬主に名を連ねているが、本当に馬や競馬が好きじゃなきゃ首を突っ込むものじゃないと思う。俺は自分が強い興味を持つモノだけに入れ込むことにする。それが所謂「推し」ってやつか?

「店に飾って」と土産にもらったのは、サウジカップの分厚いレースプログラムと、ジョッキー坂井瑠星サイン入りフォーエバーヤング(馬)のキャップ。

超レアものじゃないか?ありがとう。

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このブログについて

スポーツエイドステーションアルカンシェルは長崎県で初めての自転車競技をメインとした会員制スポーツクラブです。

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