嫌な予感は大切に

車を走らせていると前を行く大型トラックの様子が変。右に左にふらついては急激に戻る。必要ない直線でブレーキランプを灯す。　ちゃんと起きてますかー？　君子危うきに近寄らず。車間を切るが、だんだんスピードも落ちてきたのでここは抜いておきましょう。

パスしたトラックをミラーで見るが、まだ安心できない。後ろから突き当てられても困るので、間にもう一台車を噛ませて高速道路に乗った。

すると次に追いついた中型トラックは、これまた走りが変。スピードは一定だけど左端ぎりぎりに寄って走っている。真ん中に戻ってもすぐに左端に寄る。キープレフト過ぎ。部屋の隅が一番落ち着くという奴がいたが、この人も端っこが好きなのか？

またまた嫌な予感がするので車間を切って様子を見る。トンネルの中でも左端を走るトラック。するとやはりというか案の定というか、トラックが縁石に激突。　ゴリゴリという音がトンネル内に響き、ホイールから豪快に火花が散った。トンネルはタイヤが擦れた真っ白な煙が充満。　打ち上げ花火かと思った。

勘弁してくれ。幸いトラックはひっくり返らなかったけど、後ろから見てても気持ち悪い。トンネルで立ち往生なんて嫌だからまっすぐ前見て走ってくれ。

自転車で走ってる時、こんな車と遭遇したら最悪。五感のアンテナ上げて後ろも見える目を養いましょう。