突き詰めるという事

和牛の祭典で審査会場に入り、しばらく審査を受ける牛たちを見ていたが、どれが良い牛で、どこがどう違うのか？素人の自分にはさっぱりわからない。でもこれに賭けた畜産家の方たちは、微妙な違いとわずかな変化にこだわりＮｏ１に１ミリでも近付こうとしている。

先日床屋で聞いた釣りの話にしても、釣りをやらない自分には道具や仕掛けの差も分からないし、本当の面白さも知らない。

それでも突き詰めればそういうことがあるという事は感じているし、物事に情熱を傾ける理由も分かる。なぜなら半端な気持ちでやっても本当の楽しみや喜びを味わうことができないと思っているから。　趣味も仕事も色々やっていれば良いことばかりじゃないが、それ以上の楽しみは手を抜かずにやってこそ見つかるもの。

初めて自転車を購入しようと相談に来る方たちも、その違いと面白さはまだ知らない。だからこそ趣味も全力でやってもらいたいし、自分も全力で伝えられるようになりたいね。

でも・・・・・たまにひねくれ者の自分が出てくる時もあります。来る時も帰る時も挨拶さえしない、話しかけても目を合わせず無言、他の仕事をやっているのに待たずに割り込む、客は店員より上だと思い込んだ態度・・・・・・・こういうお客様にはダークオガタが接客します。

この店に入ったという事は共通点があるという事。　どうせならお互い楽しくやろうぜ。