雲仙とギア

日曜日、雲仙ヒルクライムに参加した皆さんお疲れ様でした。今回初めての開催ということでしたが、参加者も多く成功だったようですね。

新人選手の頃、よく先輩達に連れられて走った雲仙。　年に何度か合宿を重ね、練習後の温泉の気持ち良さもここで憶えた。いつもと違うコースでの練習は新鮮で気合も入る。今になっては合理的なトレーニングだったとは言えないかもしれないが、根性を鍛えるには役立ったし、貴重な体験と良い経験になったのは間違いない。

当時の練習は４９×１５Ｔのピストで走っていたから、いつかロードで上ってみたい気がする。なにしろ３９×２５だから怖いものなし。これだけあれば足が落ちた今でも当時よりは楽に走れるはず。どんなギアでも自分で追い込めばきついのは一緒。しかし趣味で走る今、そこまで体を追い込むことは無いのでロードだろうがピストだろうが・・・・・と言いたいところだが、あんまり重たいギアは体を壊すからやめとく。

試しに秘書にアウタートップで上りをもがかせてみたら頂上で悶絶していた。　これを見て自分じゃ絶対やらないと決意。　俺はインナー×ローで景色を眺めながら走る。

子供の頃使っていたギアは５２－４２の１４－２１。　選択肢が無い１４歳当時、このギアが重いのか軽いのかなんて考えたこともない。ましてやロードを固定ギアに改造し、今でも上るのを敬遠している山を越え２００キロ走っていた記憶があるが信じられない。　もしかすると気のせい？

時代と共に軽いギアになってきた。人間楽な方に流れて行くと元に戻れない。