貧乏自慢
今では当たり前に誰でも持って走っているスペアチューブ。パンクしたらちゃちゃっと交換。その日2度目のパンクは携帯しているパッチキットで修理となるが、大抵は新品のチューブを次のスペアとして購入する人が多い。だって面倒は嫌だしね。
しかしチューブラーじゃそうはいかない。タイヤを引っぺがし、リムセメントを塗り、背負ってきたスペアタイヤを貼り付ける。そしてパンクしたタイヤはお払い箱となる・・・・・・のは裕福な大人の話。
子供の頃一緒に走っていた仲間は大抵みんな貧乏。タイヤのふんどしをはがし、糸を切り、チューブを引っ張り出して修理。チューブを押しこんだら、チューブラー用のソーイングセットで縫い上げるという作業をやっていた。家庭科の授業など 「男がこんな事やってられるか」 と聞いていなかったので、糸と針の扱いは専らチューブラーで習得。
それでも走りが下手で頻繁にパンクするから、タイヤを二重に被せて一周縫い上げる。いわゆるタイヤINタイヤ。これならちょっとやそっとじゃパンクしない。そして練習タイヤの重量など貧乏な子供は目をつぶる。だって星飛雄馬がうさぎ跳びをしている時代だし。
トレッドをはがしてバーテープにしたり、チューブはウェイトトレーニングに使ったり。使えるものは何でも使う。ほつれたシフトワイヤーは短く切ってWレバーの位置を下げてでも使う(友人もいた)。貧乏こそ究極のエコ!
エコロジスト&えせエコロジストは先ず金と物を手放せ。
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