スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

追走義務違反

追走義務。 競輪で 「誰かが逃げたら必ず追わなければいけない」 というルール。違反は失格。

ご存知のように自転車の最大の敵は「空気抵抗」。風を切って先頭を走るのが一番きつい。生活を掛けたレースでは誰もが勝ちたいと思って走っているので、ここで足を使ったらレースを捨てるのと一緒というタイミングで先頭を走ろうとは誰も思わない。先行選手でもそうなのに、マーク選手が風を受けて後続を引き連れて走ることはまず無い。

でもルールには「追走義務」があり、逃げる選手がいたら、ライバル同士の駆け引きがあろうとなかろうと、追えば9着になることがわかっていようと、誰かが風を受けて前を追わなければいけない。追いつかなければ全員失格。瞬時の判断で (半年間無収入で暮らす) か (自分が泥をかぶってレースを成立させる) かが問われるチキンレース。「誰か追ってくれ・・・」ほんの数秒の迷いが今回高知でトップクラスの7選手失格というレースにつながった。

実は20年ほど前、自分も追走義務違反で8人失格というレースを走った。これがこの手の裁定が下った最初のレースのはず。けん制する皆を尻目に慣れない逃げを決めゴールした1人が俺。ファンはもちろん選手、施行者、審判の方達、競輪場内全てが騒然となり、長い審議の末結果が発表され8人が失格。その中には俺を罵る者もいた。

自分の思い通りにならず悔しいのはわかる。でも一瞬ではあるが、泥をかぶるチャンスは誰にでもあった。逃げた自分も9着覚悟で迷いを吹っ切りダッシュした。 一瞬の判断と覚悟。

限られた時間内での判断は結果が良いとは限らないが、自分を信じるしかない。

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