自転車は何処まで行く？

パソコンでパワータップのデータ解析やってたかと思えば、今度はＳＭＰＣＥ-１を使ってＤＩ２の設定変更。　アルテグラを最新ファームウェアにアップデート。そして多段変速へ。

自分はカンパを使っているので、上り坂の頂上から親指を一気に押し込むことでバラバラバラっとシフトアップしながら下りに入る。シマノのように何度も指を動かす必要がないのが気に入っている。しかしＤＩ２ならスイッチを押しておくだけで変速機がするするっと。おいおいどこまで動いて行くんですか？

確かに機械式の煩わしさは捉え様によって自転車らしさであり、不要なストレスでもある。　トルクを抜いて加減を調節するＷレバーも味があるし、１００キロ走れば突き指するくらい重たい昔のカンパで走るのも無駄に男らしい。かと思えば、くたくたのハンガーノック状態や意識朦朧の中でも０．１ミリも狂わずに変速できる電動はこれまた魅力的。ま、好きなものを使えばいいだけの事。

それにしてもパソコンとケーブル接続された自転車と、マウスのクリックで動くディレーラーは不思議な感じ。「時代は変わった」と言うしかない。サイコン、ハートレートモニター、パワーメーターと時代は移り、そのうちＧＰＳでシフトもブレーキもハンドル操作もやってくれるんじゃないか？　今ではパソコンなしでは自転車屋はムリ。　レースも画面を見ながら隣の選手と競走するゲームになったりして。

趣味なんだから面白けりゃいいけど、エンスーおっさんが取り残されないようにアナログも残しといて下さい。