持久力

持久力は自転車乗りにとって避けて通れない言葉。　短距離系が好きだった自分には避けて通りたい言葉でもあった。

しかし瞬発力だけで食っていけるような天才ではないので、苦しみながらも持久力を伸ばしていく必要がある。粘り強さは心の強さと同じで、あきらめなければ周りが次々にあきらめていってくれるから、才能が無くても早々に脱落しないで済む。

もちろん自転車レースなら持久力がある人がトレーニングを積んで走るので、根性だけでは千切れてしまうこともある。けど、趣味や自分の為に走るだけなら、粘り強い心を持ってペースを落とすだけで、いつまでも走り続けることはできそう。

日常生活や仕事に必要なのは持久力と教わったことがある。仕事に大切なのは忍耐だと教わったこともある。　嫌なことがあっても面倒でも粘った先に道が開けることもある。好みじゃないからとちゃぶ台ひっくり返したら最後。元のお膳は戻らないから、人のペースが苦しければ自分のペースに歩調を変えてみよう。

それでも苦しいならそっと箸を置いて、しばらく外の風に当たっていつか元の食卓に戻ってみればいい。自分の味覚が変わることで、まずいと思ったものが美味しく思える時が来るかもしれない。

俺も持久系は苦手だけど「これは修行」と自分に言い聞かせて頑張りましょうよ。