風物詩

アルカンシェルの隣は広大な畑。今年もそこに現れた数十個の巨大な草の塊。すわミステリーサークルの一種か？

とりあえず一つ持って帰りたいと思い、転がそうと試みるが重すぎて動かない。どうやら一人じゃ無理。日頃の鍛え方が足りないようだ。秘書がスーツを着ないなら身体を使った仕事をさせてやろう。お前も手伝えと一緒に押させるが、横を見ると全く力を入れずに押すふりしてるだけだし。こいつめ・・・・・・・くそう、これひとつあればウサギが何匹も飼えると思ったのに。潔く持ち帰るのはあきらめた。

牧草刈りと同時にアルカンシェルの裏口にはツバメも帰ってきた。あまりの暖かさに冬のウェアは仕舞い込み、指切りグローブを使いだした。車も冷房を入れて走った。もう春から一気に夏の気配がしてきた。

ついに昨日は夏日到来。あんまり暑くならないうちに遠出を計画中である。