スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

何じゃこりゃの話

このブログ、一応自転車屋のお客様向けなので、努めてたまには売込みしようと思っている。でもほとんど商品のCMしないで他の話題ばかり。そればかりか意味不明な話も出てくるので「なんじゃこりゃ」かもしれません。

そして今日も「なんじゃこりゃ」の話。

社会人なら仕事の本質について考えるのはだれでも同じだと思う。掘り下げ方は違っても自分なりに信念があり、目的があり、手段がある。大抵自分は正しいと思っているから信念を持つのだと思うけど、それが間違っている場合も当然あるだろう。

自分に対する周囲の評価は、調子の良い取り巻きや利用して使い捨てにしようとする奴らのバリアによって隠されてしまう。ぼろぼろになっても最後まで自分を心配してくれる人間の話は大抵が苦々しいので聞きたくない。目を閉じ耳を塞いで心地よい夢を見る。

しかし目を覚まし現実に引き戻された時には潮は引き、周囲に人はいなくなる。ある程度生きていれば、誰でそういう人間を見たことがあるだろう。 一人ぼっちで生きる自信なんか無い臆病者だからこそ、謙虚さと周囲に対する感謝の気持ちは忘れないようにしようと、何度も何度も走りながら振り返るように心掛けているつもり。

マーク屋だった自分は先行選手を最後までかばって走るのが筋だと思っていた。まだ辛抱できる段階で味方を見切って切り替え、周囲に責任を転嫁する選手は「そういう奴」と見ていた。最終バックをハコで回り、捲りを失格すれすれでブロックし、4コーナーを回った後も、できるだけゴールラインぎりぎりで差すよう勝負する。自分が何着になろうがこれが格好いい生き方だと思っていた。

判断ミスで先行選手をずぶずぶに沈めたり、足が無くて役割を果たせなかった時は申し訳ない気持ちと共に自分自身が悔やまれた。平凡な選手なりにもそう思って仕事をやってきたからこそ、忘れられない感謝の言葉を何人もの選手やファンから貰えたのだと思う。これが俺の仕事の成果。

どんな信念を持とうが勝手だが、方向転換できる最後の一瞬までよく考えろ。裏切られて傷ついた心は修復できるけど、裏切った心は死ぬまで元に戻らない。

スポーツエイドステーション
アルカンシェル

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13:00~19:00 

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