大水害

７．２３は８．９と共に長崎県民にとって忘れられない日のひとつ。

３０年前、いつまでも降り続ける大雨に走りに行けず、徐々に増水する自宅前の川を眺めていた。佐世保では大きな被害は無かったが、その後テレビに映る長崎市の状況に釘付けに。

日本初の石橋がいくつも流れてしまうほどの大水害。街中は水没し斜面は崩壊し多くの命が亡くなった。その年参加したインターハイで他県の方々から「大丈夫か？」と何度も聞かれたのを覚えている。

自然災害といえば、よく練習に行っていた雲仙の噴火もある。お金を持たずに島原半島一周に出掛けた先輩は、帰着寸前に火砕流で通行止めを食らった。１００キロ引き返す気になれず、頼んだら気持ちよく只で船に乗せてもらって帰れたと言ってた。

斜面と海岸線ばかりの長崎県。決して自転車で走りやすい所ではないかもしれないが、きれいな景色が沢山見れると最近は思うようになった。

さあいよいよ梅雨明けか。