価値観の違い
物の価値は人によって違うから、車が好きな人にとっては「1000万の車は買うけど、100万円の自転車は高くて買わない」となる場合もある。自分の価値観だから「それはおかしい」とか言わず黙って好きな方を選べばよいと思う。
以前こんなことがあった。ある大学生が「空気が入らなく困ってる」と来たので見たらバルブに問題が。修理できたので「100円頂くね。空気入れ代」と言ったら「いいえもっと受け取ってください」と余分に出そうとするから断った。その後数度にわたりお土産を持ってきてくれた。育ちが良いんだろうね。
また、ある中年の初見の男性が「空気が抜けてる」と来られたので「うちは100円頂きますが、よければ入れます」と答えた。いつもそう言う。すると踵を返しドアを開け放ち「普通はそんなのタダだ!よそに行く」と怒って出て行かれた。普通?俺は開けっぱのドアを閉めた。それならどうぞ普通の店で空気を入れてください。
タダでエアを入れるのは、ポンプを買ってくださるお客様に失礼だと俺は思っている。また仕事の時間を割き手を汚し、場合によっては破損を招き補償を要求されるかもしれないのに、作業工賃を頂かないのはこちらのリスクと受け手のメリット以外何もない。それを要求する人はお客と呼べるのか?
もちろんお付き合いの程度次第でサービスはするので、分かって下さる方は沢山いるはず。しかし一見さんにご自身の価値観を押し付けられる理由は無い。お客が店を選べるように店がお客を選ぶこともできる。
俺は等価交換でなければダメとは思わないが、一方的ないいとこ取りだけの人は嫌いだから、うちで情報を聞くだけ聞いてネットで購入するような人は大事にしない。値札の無いものの価値が分からない方と良い関係を作るのは難しい。相手がその関係を望んでいないのだから。
お客様が買った商品が定価でも、それ以上の付加価値を与えて良い付き合いをしたいと思っている。困った時も助けたいと思うのが人情。最初の学生はそれを察してくれたんだと思う。
年齢に関係なくそれが理解できない人とは、お付き合いすることは無いでしょう。
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