卒業ライド-雲仙地獄
温暖な沖縄から戻った直後の日曜日、クラブを卒業して他県へ旅立つ若者2名の卒業記念ライドを催しました。
本来卒業当事者に計画を立てさせるのだが、忙しいとの理由で結局殆ど俺が献立を立て細部を予測することに。ここを練習の集大成としてやって欲しかったんだけどね。
今回は鹿島経由で雲仙温泉までの160㎞程。距離自体は大したことないけど、何しろこの時期天候が一番心配だった。特に帰り道に雨なんぞ降った日には濡れて走るのはバイク伴走の俺一人。性格歪んでしまいそう。
しかし前日まで何度もチェックした天気予報は、雨上がりで一番暖かい日。ラッキー!因みに2日後は雪で-5℃。 多少の風とスタートから1時間ほどの霧雨も、あとは絶好のコンディション。着々と淡々と目的地へ向けて走る。バイキング料理と温泉を目指して。
受験で練習できなかった1名とルーキー2名の中学生には厳しすぎるので区間を指定して走らせる。追いつかれたらDNFと脅していたが予想外の好走でしっかりラスト25㎞の登坂も走り切った。
大人と完走できると踏んでいた1名はハンガーノック?あれほど沢山食べながら走れと言っていたのに、「足りなかった」は自己管理不足だろ。同じ失敗を繰り返しちゃいかんな。
それにしても練習で上る雲仙はまさに地獄だったが、バイクで走る雲仙は快適天国。どんなに人が苦しんでいても見てるだけ(笑。状況が変われば気分は180度違う。
苦闘の末、総勢16名無事到着し温泉に浸かり地獄巡りの観光。バイキングで卑しく食い過ぎた腹を抱え、夜の帰路に就く。俺にとってはここからが本番の極寒地獄。
選手時代を思い出し、無心で寒さに耐えて走り続ける。苦痛によって時間の進行速度は常に同じでない事は知っているから、とにかく余計なことは考えない。
せめて大学生は復路も付き合って走ると思っていたのに、まさか本当にぬくぬくと車載で帰るとは・・・俺にはできんな。根性の鍛え方が足りなかった。
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