スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

早朝練習

小学生のランニングに始まり、中学高校と暗いうちから自転車に乗ってきた。50年経った今も夜明け前の道を息を切らして走っているとは当時想像もしなかった。

子供の頃はどんなにきつくても走るのが楽しかったし、自分の限界がどんどん伸びる面白さがあった。毎日新鮮で「自転車に乗りながら死んでもいい」と思ったことさえある(もちろん今は死にたくないけど)。

でも本職になると楽しさばかりじゃないので、怪我の痛みをこらえて走ったり雨や極寒の暗闇に飛び出して行く苦痛の日も沢山あった。

同じ事をしているのにその時々で「楽しく」走れたり「辛く」走ったり。趣味と仕事の境界か。動機と気持ちの持ち方か。

更にレースになると勝ちより負けの方が断然多いから、毎日門前払いの営業マンのようなもの。頑張っても常に結果が出るわけじゃない。「俺がやってることは無駄なのか?」と思うこともある。

そんなに嫌でも走りに行くのは、その先に掴みたいものがあるから。苦しみに耐えれば掴めるかもしれないが、逃げたらそれは叶わないと分かっていたから。やる前に諦めるのはもっと嫌だった。

しっかりとした目標があるから頑張れるけど、目標を持たない若者は迷いが多く頑張るのが辛いと思う。山は高いほど上るのも辛いぞ。どうやってモチベーションを保つんだ?

オッサンのモチベーションは減量だったけど既に目標達成したから、あとは若者が「俺はしっかりやってるから大丈夫。もう休んでください」と言ってくれるのを待って走っている。でも若者のリアクションは薄いからなー・・・

ま、それでも走れない日々が沢山あっただけに、走るのは楽しいんだけどね。

スポーツエイドステーション
アルカンシェル

〒858-0925
長崎県佐世保市椎木町533-5
電話:0956-48-4131
建物裏側に駐車場有り
営業時間:
10:00~12:00
13:00~19:00 

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