喜び方
もう一つオリンピックを見ていての感想だけど、勝った選手の喜び方が興味深かった。
自分の力を出し切ってゴールしたレースで、先着して勝った選手の喜び方は見ているこちらも「すごいなー」と一緒に喜ばしい感じになるけど、気になるのは1対1の対戦競技。
チームスポーツの球技などでもちょっと思うけど、人数が減るほど喜び方が気になる。叫びや雄叫びは「気合い」の問題もあるから気になる程度なんですけど。
卓球の韓国女子選手が1ポイント取る度に拳を突き上げ「キャー!」と叫ぶ癪に障るアピールをずっと見てたら、ムカつきを通り越して段々癖になってきた。
怖いもの見たさのようなものか? 後半早田選手に追い込まれ声が出なくなった頃には「キャー!」をもっと聞かせて欲しいとさえ思ったほど。「キャー!」中毒。ついでにどんどん動画が削除される生首の歌も気色悪いから中毒。
勝って嬉しいのは分かるけど、勝利直後の歓喜よりも対戦相手に敬意の握手などして笑顔を見せる程度の選手に好感が持てる。はしゃぎたい気持ちを押さえて敗者の気持ちを考えることができる選手には精神的余裕と魅力を感じてしまう。古い?
そんな中、優勝しても厳しい顔で礼をして畳を降りた永瀬貴規選手は誰よりもかっこよかった。これこそ武道。東京五輪での阿部一二三選手にも思ったし、レスリングにもクールな選手はいた。勝つべく努力をして勝った感が最高。
剣道なんて嬉しくてこぶし握りしめただけで失格。更に「残心」という難しさがあるという。「心を残す事であり残さない事」? 素人にはさっぱり理解できない武術の奥義がある。
オリンピックに参加する気はさらさらないという剣道。審判も無理だし情緒激しい選手も無理。どうせわかってもらえない日本の心は国内秘にしたままの方がいいかも。
スポーツエイドステーション
アルカンシェル
〒858-0925
長崎県佐世保市椎木町533-5
電話:0956-48-4131
建物裏側に駐車場有り
営業時間:
10:00~12:00
13:00~19:00