スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

出場辞退って・・・

オリンピック体操代表のエースが飲酒喫煙で代表辞退のニュース。

賛否両論たくさんあるが、心情的にはかわいそうとしか言いようがない。今時そんな19歳は普通だし、辞退と言っても辞退させられたが実態だろうから、代償が重すぎるかと。

法律は法律という意見は多いけど、前提を調べたら「未成年者喫煙禁止法」「未成年者飲酒禁止法」※には飲酒喫煙した本人への罰則はなく監督する周囲の大人に罰則があるそうだ。

つまり法律では選手じゃなく周囲の大人。(有名人なので)酒たばこを未成年と知って販売していたらその店員や監督責任がある大人が処罰されるのが本当らしい。

なので選手の処分は、法律ではなく体操協会の規定で決まっていた飲酒喫煙の禁止にどんな罰則があったのかが問題になるのでは?

過去にスケボ―選手は代表選考会で未成年飲酒しても注意で済んだみたいだし、法律より各競技の協会の規定で決まるのが筋かと思う。「スケボーの選手はそれくらいやってそうだけど、体操選手は品行方正なはず」なんて色眼鏡で見てるところがあるのかもしれない。

その場合、犯した過ちと処分がそれなりに釣り合う規則であるなら、大問題になることも選手の努力が無駄になることも無かったのではと思う。例えば軽微な違反にもがんじがらめで、誰にも迷惑をかけなかった一時不停止の道交法違反一回で永久追放じゃあんまりだ。

恐らく初の五輪代表選手に出場辞退は死刑宣告並みの辛さかもしれないと推察する。

俺の母校でもたばこで校舎を燃やし出場辞退する事件があったけど、高校野球の連帯責任はバランスがとれておらず、本人よりチームメイトが割を食ってたと感じる。

寛容さと幾分かの余裕は、一分の隙も無い正義感より平和をもたらす気がする。

こういう問題がある度に、選手当事者の反省はもちろんだけど、協会役員や責任を取りたくない大人の建前で選手の努力を水泡に帰す規則の改正機会にしなきゃ進歩がないんじゃなかろうか?

それより早く裏金議員を処罰してくれ。

※2022年の民法改正により未成年は18歳未満となり現在は名称が変わってます

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