スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

師弟関係

最近落語家の弟子が師匠をパワハラで訴えたというニュースを見て違和感を覚えた。

落語家は普通自ら頼んで弟子入りするから、弟子にしてもらっておいて師匠の指導が気に入らないと噛みついたって事かな?

その前提ならば弟子にはモノを教わる覚悟が無かったって事じゃなかろうか?指導方法は師匠次第。一度「よろしくお願いします」と頭を下げたのだから、指導が自分に合わないならその人を選んだ自分を責めるべきで、これまでの指導に礼を言って早く辞めるべきだった。

今20歳の学生で先生に殴られた子は少数だろうが、60歳で昔殴られなかった男はもっと少ないはず。それが普通なのだから憎しみを持つだけじゃなく殴る先生からも何かを学ぶ術を覚えていた。「そういう時代だから」と理由を付けて、どんな師匠からも学ぶことはあるのに自ら放棄してる。

芸を磨くために労働時間も公私の区別もなく働くことを有難いとする弟子もいれば苦痛に感じる弟子もいる。「師匠が弟子に合わせて指導しろ」なんて虫が良すぎると俺は思う。教わる資格なし。

どうせ丁稚時代に師匠の本意など理解できないし、全てを信じて従う気持ちが無ければ弟子入りなんて気持ちを持たない方が良い。自分に都合のいい所だけ教わろうなんて姑息な考えの弟子は師匠にとって迷惑でしかない。だから何度も弟子入りを断り気持ちを確認するんだろ。

伝統的な技術習得の世界に足を踏み入れるという事は「素人は黙ってやれ」ってことなんだからハラスメントなんて考えを持つこと自体、その世界に向いてない。進む道を間違っている。

師弟関係とはそういうモノじゃなかろうか?  これは判決と違う意見だから俺が異常なんだろう。間違っても俺に弟子入りしようなんて考えは持たない方が良いですね。

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