明日から少しお休みします
若いうちは何でもできるから気付き難いことですが、おっさんになると日を追うごとにやりたい事ができなくなるものです。
やれるのにやらないのは自分の可能性を毎日潰していくという事。時は待ってくれません。
今思うと小学生の頃からよく転び、いつも膝に傷跡があった。怖がりのくせに「できないだろう」といわれるのが悔しくて高い所から飛び降り車椅子に乗った覚えもある。
中学の体育の授業で膝を骨折。半年以上自転車に乗れず松葉杖生活。散々周囲に持ち上げられていた頃で、子供ながらに天国から地獄に突き落とされた気分を味わった。 後に先輩を胴上げして落とす恒例行事を楽しんでいたのはその腹いせだったかも?良い子はマネしちゃいけません。
正直都合の悪い言葉は信じたくなかった。医者に「もう無理」といわれても(他にやれそうなことが思い浮かばず)自分にはできると信じ込みその道を進み続けた。この判断が吉凶を決めるのはその後の生き方次第。
おかげでその後も自転車ではよく転んだ(やっぱり)。救急車にも沢山乗ったし病院のベッドでも数えきれないほど眠れない夜を過ごした。そしてそこでも医者の意見は話半分に聞き、治ると治すと信じて行動した。
強靭な意志で努力を積み重ねてきた師匠が度重なる怪我で引退するのを間近で見て「いつ自分がそうなっても不思議はない。五体満足で選手生活を終われるだろうか」と恐怖と楽観の葛藤を繰り返す日々を過ごした選手時代。
記憶を遡って書いていると、ずいぶん自分の体を傷つけてしまったと思う。いつも意欲と制限の間で綱渡り。3歩進んでも2歩3歩下がる俺は水前寺清子状態。
そして明日から2018年以来の膝の手術に入ります。今回はサイボーグ化なので、20年後には4度目の手術が待っていますが、これまでの不自由を思うと復帰時の期待が最も大きいです。
休業中はAECのお客様、クラブのメンバーにはご迷惑をおかけしますが再開までご容赦ください。このブログで経過報告致します。
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