入院生活
13年ぶりの入院生活。これまでのようにいきなり救急車で運ばれるわけじゃないので準備は万端。過去の教訓を生かして万全の態勢で臨んだ。
ドクターから2週間ほどの入院になると告げられていたが、俺は医者の話は半分で聞くようにしている。信用してないわけじゃなく、気合の問題だ。頭の中では一週間。「土日は店を開けたいので月曜から金曜までにしとこう」よし、5日で退院だ。
それでも暇を持て余すので事前に書店で本を10冊購入。NHKプロフェッショナルのDVD30話ほど。あとはワールドカップもあるから時間はつぶせるだろうという目論見。
以前は入院セットを設置ケースごと常備していたが、選手を辞めると同時に捨てていたので、過去の入院時を思い出しあれやこれやと病室に持ち込んだ。
当たり前だけど入院中一番時間を過ごすのはベッドの上。この居心地が悪いと入院生活は長く辛いものになる。先ずは個室を確保し、寝心地アップにマイ枕と羽毛布団、パジャマを揃え、クッションなどで巣作り開始。もちろんベッドのマットレスが好みでなければチェンジしてもらうが、今回のは合格。快適な眠りにつけそう。
病院サイドにしてみりゃ色々持ち込むめんどくさい患者かもしれない。なのでなるべく看護師さんの手を煩わせぬよう自分でできることは自分でやる。検温は事前に済ませアイシングは持ち込みアイスバッグと製氷機で勝手にやる。リハビリだって率先して自主トレ。これでたいてい「手がかからなくて素晴らしい」と言ってもらえる。
しかし、今回は手術を受けるので最初の数日は看護師さんにお世話になりっぱなしを覚悟しないといけない。ストレッチャーに乗った時点から「まな板上の鯉」パンツ脱がされ麻酔を打たれ、なされるがまま。ひたすら耐える数日が始まった。
つづく
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