スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

夢の話

「男なら夢を持て!」という言葉に昭和も平成も無いと思うがどうだろう? 男に限らず女だって夢があった方がいいと思うし、戦後からバブル時代に少年期を過ごした人たちには当たり前に聞く言葉だったと思う。たぶんその後も同じ。

自分の可能性を信じ、根拠のない自信を頼りに夢は叶うものとの前提で突き進む。ところが途中でいろんな障害に出会い、自分が置かれた環境や素質という現実を目の当たりにし、なまじ知識が増えるとともにあっちこっちに気が散りだし、中途半端な挫折を経験し、徐々にふるいにかけられるように仲間たちが諦めていく。

殆どは大した挫折じゃないし、環境だって日本に生まれたなら違いは誤差の範囲だ。何度かチャレンジすれば乗り越えられるくらいの障害物競走。諦める人が多いからこそ、諦めなければゴールできる可能性がある。但し、先頭ゴールは一人だけなので難しいけどね。

世界チャンピオンは唯一人だけど、来年はまた一人。違う種目や別の分野ならまだまだいくらでもいる。挑戦する事の数だけ世界チャンピオンがいるということか?そんなら自分だけの新種目作ってしまえ。

事実、俺は高校時代の先輩から、寝転がってただ足を上げるだけの耐久種目を無理やりやらされ、苦しみに耐えて諦めなかったので勝利した。ギネスを調べたわけじゃないけど、もしかしたらくだらない種目の世界チャンピオンだったのかもしれない。自分が思い込めば俺は世界チャンピオン。アルカンシェルジャージを着る資格がある(本当は無いけど)。 先輩、あれは良い教訓でした。

時間制限なし、他者の動向関係なし、目先の変化なんぞお構いなしでやりたいことに没頭すると、たいてい周囲からは「変わり者」とありがたいレッテルを貼られる。「変わり者」・・・いい響きじゃないか。流行に振り回されず、周囲に流されない孤高の存在的な響き。自分の世界を持てば孤高でいられるし、城主でいられる。

引きこもりの人も、ある意味一国一城の主かも? 俺は寂しがり屋だからずっと一人は嫌だ。好きな人達とは関わりを持っていたい。そして自由な引きこもりの時間だけは、こっそり自分だけの種目の世界王者になる。

いくつになっても夢を持つ時間は人生の醍醐味。こじんまりとした若者と、夢を忘れた大人と、大きな夢を追うじいさんと話をしてこんなこと思った。

因みに俺の今朝の「夢」はホストになってマダムを接客していた。・・・・これが俺の夢?

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