読書が趣味です

今年はやるぞと決めてやりだした読書。老眼になって眼鏡無しでは文字が読みづらくなった数年前から読書量が極端に減っていたけど、これじゃいかんと毎日少しずつでも読むことにした。

この前立ち寄ってくれた先輩と話していて老後の趣味の話になったが、やることが見つからないし、やってない。趣味は何かと聞かれたら迷わず読書と答えてきたのに、ここ数年はほとんど読めてない。まあ自転車も趣味ではあるが、自転車乗るのは当たり前だったから、メカいじりの方が仕事以外の趣味だった。でもそれも仕事になったので、やっぱり俺の趣味は読書。これを貫くことにしよう。

小学生の頃、本屋になりたかったくらい活字中毒でマンガ小僧で本屋が大好き。何かに興味を持つと先ずは本屋で資料集め。手当たり次第に関連本を買い集め読みまくるのがいつものパターン。書店には夢があるし、知識欲を満たしてくれる天国みたいな場所だ。

自分のお金で本を買えるようになってからは、気になった本は必ず買うことにしている。本は縁。その時すぐに購入する大切さも知っているし、貴重な出会いがあることも体験している。この本もふと気になって手に取ったのがきっかけだった。あの時３冊セットの分厚い本を迷わず買った事が、俺の運命を決めたのは間違いない。読み始めてすぐに「探していたのはこれだ！」と分かった。

小説はあんまり読まないので、ほとんどは実用書。自己啓発関連も若い頃はかなり沢山読み漁っていた。遡って２０年前に学んだ本を辿ってみると、当時理解ができてなかったことが身についていることに気づき驚いた。数年間毎日数時間を費やしていたので、ほぼ正確に記憶に残っているし、以前よりスムーズに頭に染み込んでくる。

読書じゃないが、将来のためにと録音しておいた数十時間分のデータは俺の貴重な宝物。これを高速で聞くと頭のケイデンスが上がってくる。いいねぇ、脳は筋肉よりも衰えていない。視力も落ちてきたし、読むだけじゃなく聞く読書の方が増えるかも。

趣味復活。短時間だけど、読書の良さを噛みしめてます。