子供たちは面白い

休日になると現れる小中学生たち。最近どんどん仲間が増えてきた。

ある近所の中学生はいつも二人組でやってくる。最近レーサーシューズを買ってくれたので、ビンディングの着脱を教えてテスト走行。跨ってすぐに立ちごけ。しかもアスファルトに思い切りニードロップと転び方も大胆で、見てるこっちがびっくりした。流血する膝、大丈夫かと聞くが「全然平気です」と再チャレンジ。そして案の定また立ちごけ。リピート＆リピート。

ちょっと待て、だから屋内の固定台でやろうと言ったじゃないか。「いやいや大丈夫です。でもシューズが外れません」　なんだと？ちょい貸してみ。やってみるが異常はない。友人にもやらせてみるが異常はない。数度のチャレンジを繰り返しついにコツがわかった。とりあえずよかった。早く乗りたいのは分かるが無茶はするな。ちゃんと説明は聞いておけ。

その子らと友達になった久々登場のマルコメ。相変わらずとぼけた会話は受験前とは思えない。「実力テスト５教科で１９０点取ったので安心です」・・・おい、それは５０点満点か？こんなところで油売ってないでさっさと帰って今すぐ勉強しろ。

秘書が進学校出身だというと羨望のまなざし。ついでに国立大を出てるというと「おおぉすっごい！」　面白くなったので　「うちの秘書は熊本大学という日本で２番目にすごい大学を出た。１番はどこか知ってるか？」　「福岡大学ですよね」　「ぷっ、そ、そ、そうだその通り。３番目が東京大学だ。よく覚えてお」　「すげー」・・・・じゃない！

しかも法学部って知ってるか？と聞くと指で空中に字を書いたふりしてる。こいつ分かってないな。「どんな字だ？」　「えーと、放射能の放！」　「惜しい、放射能学部じゃない」　まあお前には関係ないから余計なことは考えずに自転車頑張れ。

それから外国人は全部アメリカ人と思っている節があるが、いろいろいるからな。アイルランドは明らかに四国より遠いし北海道まで行ってもまだまだ遠いくらいはイメージしておくように。

あと半年で受験だ。自転車部に入れるかどうかは勉強にかかっている。普通にやってりゃ入れる学校だと思うが、マルコメの場合念のために死ぬ気でやっとけ。家庭教師までつけてもらったんだから頑張れよ。