スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

右も左もわからんのか?

天気とともに忙しくなったり暇になったり。雨が降ってお客様が少ない日には、預かったバイクのオーバーホールや組み立てに集中できるのでちょうどいい。そして雨が上がると納車や購入相談と良いリズムで来ている。

店休日には髪を切ることもできたし、半年前からビデオに撮り溜めた番組を見ることもできた。自転車に跨る時間はひと月前の10%くらいになったが、いいタイミングで時間の有効活用ができている。

そう、俺は二度手間が嫌いなダンドリ君。店内での移動も無駄なく一石二鳥でこなしたいタイプ。

先日いい流れでメンテとクランクの取り換えを終了し、予想通りの時間に引き取りに来てくれた仲良しの常連さん。「どうです旦那、手際よく終わりやしたぜ」とクランクを取り付けたフレームを手渡し、しばらく眺めて喋った後に持ち帰ってもらった。それからほどなくするとその方から電話が入った。

「逆みたいなんですけど・・・」 「逆?ああ、そのBBはイタリアン。ねじがJISと反対なんですよ」 「いやいやそうじゃなくて・・・チェーンリング左についてます・・・」 「なんですと!?た・た・試しただけです」 なぜここまで誰も気づかなかったのか不思議。

左右が明らかに違うウルトラトルクのBB、右クランクはこっちねと確認したはいいが、そもそものBBを逆に取り付けてた。いつもと逆のポジションで作業したのが悪かった?だってどっちも正ねじなんだもん・・・・。もうこうなったら仕方ない、二度手間は嫌いだから左クランクで走ってもらうことにする。・・・・・なんてことはあり得ないので、至急取り付け直し。「大変失礼いたしました」

さすがに変速機があってロードで走るのは無理だが、ピストは左右逆にクランク付けてみたり45度の角度で取り付けて走ってみたことがある。すごく気持ち悪くて酔いそうになった。左右同じ角度にクランク取り付けて走ってみたらピョンピョン撥ねるウサギの気分で走れた。全力でもがいたらカンガルー気分にもなれるが、体が吹っ飛んでしまいそうで怖かった。不調から迷走の挙句、間違って左右長さが違うクランクで走ったら調子がみるみる上がって勝ちだした先輩もいる。

何をきっかけに人生好転するか分からない。「ひょうたんから駒」ともいうし、たまには左クランクで走ってみるのもアリでは? 「無しです!(秘書)」

AECでは普通はチェーンホイール右に取り付けてますのでメンテナンスもご安心を。

スポーツエイドステーション
アルカンシェル

〒858-0925
長崎県佐世保市椎木町533-5
電話:0956-48-4131
建物裏側に駐車場有り
営業時間:
10:00~12:00
13:00~19:00 

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