夢を見ます、きっと。

小さいころの夢はケーキ屋さんになることでした。秘書です、こんにちは。

子どもの夢としてはベタなところです。しかもその理由が、お菓子作りが好きだったからでも料理が好きだったからでもなく、毎日ケーキが食べられると思っていたからというところに今の片鱗を見ることができます。まったく食い意地がはった幼児もいたものです。

ピアノの先生とか、学校の先生とか、図書館司書とか、これは夢というより憧れの職業といったところでしょうか。ああしたい、こうしたいと色々思っていたことはあったような気もしますがロードバイクショップで働くことは夢はおろか想像すらしていないところでしたね。大学生だったころは、青春１８きっぷで旅に出ようと思ったこともありましたが（電車の座りっぱなしは大変腰が痛いと体験してからは一気に気力が下がりました。笑）、まさか自転車で九州横断するとは間違いなく考えたことはありませんでした。青春１８きっぷで気ままな鈍行旅行もしなかったですし、こんなことでもなければ一生行かず見なかったであろう緒方駅、緒方郵便局、緒方橋、緒方川、緒方生コン。まさに緒方づくし。ちょっとした興味から「濱田」という地名がないか探しましたが、「浜田」はいくつかあるものの（佐世保にもあります）「濱田」はどうやらないようです。残念。

どなたか「濱田」という地名をご存じの方いらっしゃったら教えてください。漢字が重要です、漢字が。

そういえば、しばらくブログで話題にしていませんでしたが、今の朝ドラはその夢を追いかける主人公の話ですね。しかもパティシエ志望の女の子です。最近はパティシエ修行が本格化してきて、開店前にお弁当を食べながら「あああぁあぁあケーキ食べたいぃいいぃい・・・」とひっそり悶絶しています。あと訛りが可愛い。

社長のブログを見て、朝ドラを見て、「そういえば夢ってなんだったかな」と思い返してみたらぴんときたのが初頭のケーキ屋さんだったあたり我ながらつまらんなと思います。確か私は小学校の文集によくある将来の夢に公務員と書くような、昔から可愛げのない女でした。自他ともに認める、石橋は叩きすぎて割っちゃうタイプの人間です。あと「夢と目標の違いって何？」と実りのない議論をふっかける捻くれたタイプでもあります。

朝ドラ曰く、大人になろうが夢を持つ人もいるようなので、「これ夢なんです」と言えるような何かが見つかるように頑張りたいと思います。とりあえず堅物感を薄くすることが第一歩のようですが。

ケーキ屋さんの仕事はケーキを作ることではなくケーキを売ることだと思っていた秘書がお送りしました。それでは。