教え子のために

おしらせ。　明日１７日の走行会は８時スタートです。山コースと山々山々山々コースに分かれて走ります。

クラブの卒業生から近況の報告があった。

新しい土地でショップを見つけ一緒に走ってきたらしい。ここがこれから行きつけの店になる。自分が子供の頃から知っているその店は選手時代の先輩が営んでいて、今でも時々顔を合わせる。

３年間自分のところで走ってきた子が他所の店で他の大人に交じっていくのを想像した。　礼儀正しくしてるだろうか・・・大きな声で挨拶してるだろうか・・・気を効かせて先輩を立ててるだろうか・・・遅刻なんてしてないだろうな・・・などと色々気になってくる。

こんなことなら嫌がられてもいいからもっと徹底的にスパルタで鍛えておけばよかった。軍隊みたいにチームジャージもヘルメットも迷彩柄にしとけばよかった。

日曜日の走行会は訓練と名称変更。５分前行動の時間厳守。遅刻は１秒につき１回の腕立て伏せとスクワット。集合したら整列と点呼。行動は１ｍの移動もすべて駆け足。一糸乱れぬ準備運動後、３０秒でレーサーシューズとヘルメットを装着。再び整列して「お願いします！」の掛け声とともに１秒の無駄もなく出発。・・・・　やっとけばよかった。

走行中は教官の怒号が飛び交い返事が小さいと何度でも声を出させる。当然聞こえていても「聞こえない！」とやらされる。もがいて立てなくなったら直ぐに立てと無茶をいう。・・・・　それもいいかも。

練習終了後は先輩のＢＩＫＥ掃除と整備、ヘルメットとジャージの洗濯。「本日は練習つけていただきましてありがとうございました！オスッ！」　で解散。・・・・・　やるのは今からでも遅くない。

自分の経験上、大抵厳しくされてる時は嬉しくも有難くもないが、いつかその有難味がわかり恩恵を受ける。むしろ厳しかった教育ほど有難いものは無いと感じてる。その時は嫌だけど。

ここは俺の店、甘すぎるクラブＡＥＣの入会規約に涙を飲んで「絶対服従」の文字を入れるのもいいアイデアな気がしてきた。スパルタ教育の価値・・・・もう一度見直す時が来たのかもしれない（ニヤリ

教え子をどこに出しても恥ずかしくない教育ができたら教える方も立派。　自分が立派な大人になる為に、先ずは秘書とクラブのメンバーに犠牲になってもらうのはいかがでしょう？

ウニおいしかったです。