スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

挨拶回り

選手を辞めて先ずは挨拶をと東京の師匠の下へ。17歳からお世話になった師匠は「木庭賢也」http://blogs.yahoo.co.jp/dongurikoba2
現在全国各地で競輪の解説者など各方面で活躍しており、常に自分のお手本であり目標の人である。残念ながら競輪の成績で勝てたのは現役年数のみで、選手を引退された後もずっと先を走り続ける尊敬する方だ。
当時、競輪のトップ選手を維持するために無駄な時間は一切無かったはずなのに、自分を初の弟子として練習はもちろん、三度の食事や体のケア、昼寝用の部屋まで無条件で面倒見てくれ、朝5時に家を出て、寝に帰るまでずっと一緒に暮らしていたようなもの。話が深夜に及ぶ事も多く、いつも家まで車で送ってくれた。運悪く出来の悪い弟子を持ったことでかなり苦労されたことだろう。しかもこの弟子、自転車に関する指導は一切覚えていないという。この年になっても何も恩返しができないほどお世話になったのに酷いもんだ。
記憶にあるのは師匠の生き方と気構えと言葉のみ、いつも背中だけを見ていた。滅多に褒められることも無かったが、たまに「よくやったな」と言って貰えた時はとても嬉しかった。今回もそうだ。熱いものがこみ上げるのは歳をとったせいか。写真はこれからのお前にとプレゼントしてくれたZEROのケース。自分が引退後、実業家の地位を固める段階で使われていた魂の籠められた贈り物だ。
自分で言うのもなんだが、いつも本当に運が良く、タイミングよく素晴らしい人にめぐり合ってきた。スポーツ選手として理想的な師弟関係だったと思うし、大きな声では言えないが、ここまで来たら死ぬまで世話になってやる。しかも残された課題の恩返しはきっと一生掛かっても出来ないと思う。

次の世代に対し自分が出来ることをやりますので許してください。

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アルカンシェル

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