同期の仲間たち

全国各地に競輪学校で同じ釜の飯を食った仲間がいる。昔から各地でレースを走った後に名所観光や街の探索に行くことが多かったが、そんな時に頼りになるのが同期生たちだった。若いうちに舌が肥えた連中も多く、たまに会う仲間が楽しい会話と共に気持ちよくうまいものを食わせてくれる。松阪で牛と鳥を食らい、熊本で馬を食み、瀬戸内の魚を食す。昨夜は東京、横浜観光＆グルメガイドと至れり尽くせり。ライバルとして競い合い励ましあった仲間の友情は本当にありがたい。当然こちらがもてなす時もあり、楽しい時間を過ごさせてもらう。競輪選手とはいい仕事だ。

この不況下選手の賞金も昔に比べ減ってはいるが、どの世界も就職さえ厳しい時代。息子をプロの道へ勧める選手も多い。いいことばかりではなく辛く苦しい事は多いが、男が人生を掛けて勝負をするには最高の舞台である。オヤジになった同期生、その二世達、お互いに頑張ろう。スカイツリーのように上を見て！