いやいや流行語は「倍返しだ！」かもしれません。

ドラマネタが続きます。秘書です、こんにちは。

話題の「半沢直樹」、チラっと見てます。どっぷりハマっているのはうちの社長さんです。ドラマ本編はもちろん、「王様のブランチ」内の半沢コーナーも外しません。ちょっと見損ねると「面白かったのに。」と内容を話してくれるので翌週見る分には問題ないようです（笑）。

内容も面白いですが、あの長ったらしいセリフを覚えた上かまずに言う堺雅人、役のクズっぷり表現が凄まじい香川照之、歌舞伎俳優も大変・・・と勝手に同情しちゃう片岡愛之助などなど、「役者さんすごっ！」と感心することがたびたび。ドラマはよほど気が乗らないと見ないんですが、楽しませてもらってます。

よく「日常生活に出てこないような単語を使って話す」と言われる私ですが（言葉づかいが面倒くさいことがあるってだけで、意味が通じない言葉を話したりはしませんから！）、「倍返しだ！」とは普段全く使いません。というか、今まで生きてきた中で使ったことがあったかどうかもあやしい・・・。ドラマの煽り文句「覚えていやがれ！」だったら使わずとも思ったことは数えきれないですけどね。

よくよく考えてみれば、「覚えていやがれ！」とは敗者の常套句ですよね。バイキンマンの捨て台詞も「覚えてろ！」だったような覚えがあります。通常であればそのまますごすごと去ってしまう敗者、しかも役名なしの村人Aみたいな立場の半沢が逆転していくストーリーだからこそ楽しいんでしょう。いえ、楽しいというよりは愉快とか痛快とかいう言葉の方が合ってるかもしれません。悔しい思いをしたことは数あれど、それを晴らすことはその数と比較にならないくらい少ないからスッキリ見れるんだと思います。

こんな真剣にドラマの感想を書いたのは初めてです。しかもどこかで誰かが言ってそう。とりあえず、半沢直樹が面白い理由を自分なりに理解したところで、半沢さんを見習って、練習して、いつか社長に「倍返しだ！」とニヤリとしてみたいと思います（笑）。

最近はついつい朝ドラも見ちゃう秘書がお送りしました。それでは。