スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

江里峠

女性たちからひとりずつ順にスタート ヘアピンカーブでの熾烈な争い 勾配が一番きついところは前が見えてもなかなか追いつかない そして行き倒れ 貫禄の名選手井狩さん 登頂記念 目の錯覚か?サイズが・・・やってきましたタイムトライアル。今回のヒルクライムは10回目ということになっているが、その前にも何度か行っているので本当は何度目か分からない。回数数えようと言い出してから10回目。

AECでは、この計測結果のみを正式タイムとしているので、自己申告タイムは認めないという独善的独占的T.Tである。

数日前の寒さからちょっと戻して山登りにはちょうどいいくらいの気温。これまで秘書にやらせていた告知と準備は手間がかかるが、10回もやればさすがに慣れたもので、前日ちゃちゃっと用意して、助っ人の約束も交わして朝を迎える。

AECは時間厳守が原則なので、当然遅刻する人はいない。大人はしっかりしている。自宅から来る途中パンクした一人が連絡してきたので、現地で合流することにした。準備万端でAECをスタート。

女性のうち、ひとりは超初心者。この前自転車手に入れたばかりなので、現地まで車で行ってもらうことにした。生涯走行距離も数キロ程度で2度も峠を登れるのか?心配をよそに本人やる気十分で「2度やります」とにこやかに返している。

アップを終え全員集合したスタート地点には大先輩の井狩さんが来て下さった。中学生で頭角を現し、高校、大学、プロとエリート街道まっしぐら、競輪界で現役最年長まで選手を続けられた大選手。縁あってよく遊びに来て下さるので、今日は助っ人になってもらった。

その先輩が畏れ多くもペーサーをやるというので、俺だけ恐縮しながらお願いした。知らない参加者にとってはタダのジャンボマックスなおじさん。車中では中野浩一さんらとの世界戦合宿秘話やら昔の全プロ選手権の裏話など、面白い話をたくさん聞かせていただいた。

2度の計測も無事に終わり、登頂した参加者たち。女の子は足がガクガク。おっさんは酔っ払いでもないのに道に倒れ込む。そう、この瞬間に全力を出し切ることができるのが自転車の気持ちいいところ。日常生活で肉体の限界に挑戦できる機会は少ない。

ゴール後まだ余力を残す若者はこの人達を見習うように。のんびりやるほど人生は長くないぞ。

あと、ゴールでふざけて手を上げた人がいるが、あれは駄目だ。タイムトライアルではプロでもやらない。もちろん他のレースでも危険行為。落車で他の選手にも迷惑かける可能性があるからやらないように。ついでに八つ墓村みたいなライトはTTでは不要だ。あと6つは外しても大丈夫。

レースには怖さもあります。だからルールを守って走りましょう。

よっしゃ今週は忘年会。今年のMVP発表します。

 

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