久しぶりにもがいたら

「もがき（スプリント）」　なんだかちょっとだけ本格的になってきた。

ぷらぷらサイクリングがいつの間にかハイペースになり、ついに久しぶりにもがくまでに至ってしまった。しかも強力な高校生と。

年齢差は３０歳。当然相手は手加減無しの真剣勝負。パワーメーターの数値では到底かなわないはず。というより見るからにおっさんじゃ勝てなさそう。「俺に負けるということは俺が７６歳に負けるということ」と言ってもそれは違うと言い張る。こいつ自信が無いな。そういう時は「そうっすね、当然勝たせてもらいます」くらい言っても良い。

運動不足がようやく練習不足レベルになったところだが、俺にはチューンナップしたばかりのマシン・・・・じゃなかった、培ったテクニックがある。もしもの時の言い訳と弁解できるくらいの口もある。それと元は勝負師、多少は勝てる算段もある。

誘導員の後ろからダッシュする高校生。２，３歩踏み込んだところで勝負は見えた。うっしゃー！結果は言わずもがな。少年よまだまだじゃのぅ。

久しぶりにもがいた割には、自分で思っていたより楽に走れる。が、流石にそういう練習をやってないので、イメージ通りには足は回ってくれない。自転車がカバーしてくれた部分が大きいかも。

これからお金を持った社会人には走る機材を。金が無くて機材が劣る若者には、おっさんに勝つ練習を教えていく。