若者と仕事の話をして

お客様から各々の仕事について話を伺う機会が多いので、大変面白く聞かせていただいている。

よく考えれば確かに誰かがやっているんだと思うような大切な仕事。普段気にも留めないが、世の中に必ず必要な仕事。えっ？あそこで働いてたの？知ってる知ってる的な仕事。職種を聞いて考えても到底想像つかない難しそうな仕事。そういう資格でそんなことができるんですか？といった面白そうな仕事など。　いろんなお客様がいて楽しい。

基本的に働きながら趣味に生きてる方が来店されるので、総じてみなさんよく働いている。頑張って働くので年齢の割に驚くほど稼いでいる若者達に感心することも多い。聞けば自分の目標のため、趣味を充実させるために頑張って働いているという。ううん・・・えらい！

自分が若くて今より更に未熟な頃　「サラリーマンは給料をもらう。自営業者は金を稼ぐ。」という印象を持っていた。そして「自分の力を試せないサラリーマンなんてなりたくない」と競輪選手の道を選んだ。　でも知ってしまえば本当はそうじゃない。

サラリーマンだって公務員だって自分の力でどれだけでも稼ぎ出すことはできるし、出世だってできる。遣り甲斐だって自己実現だって当然自営業者と変わらずできる。どちらも頭と体を使って努力できるか、汗を流して運気と人気を味方にできるかというだけ。・・・・だと今は思う。

一方仕事に悩み手に入れたいものだけが増え、結果を出せずにいる若者もいる。ちょっとかじっただけで「この仕事は俺には向いてない」とか「俺のやるべきことじゃない」とか、「周りの人間や環境が悪い」とか言ってるようじゃ一生それの繰り返し。自分はできないと思っている奴にはできない。

自分がダメだと思った時はつべこべ言わずにとにかく走れ。無い知恵絞るより黙って毎日やれ。・・・・と自転車乗ってる時に教わった。やった奴だけしか見えないものがあると自転車は教えてくれる。

ぐちゃぐちゃ言うだけで行動しないやつはミドルパワー１０セットの刑に処す。