子供の頃問われた「お前は負けず嫌いか？」　当時そうでもないなと思った。しかし振り返ってみると負けず嫌いのエピソードが沢山あるし、競輪選手なんて負けず嫌いじゃないとやっとられんでしょうね。

どうでもいい部分で負けず嫌いが首をもたげ、意地を張った時はあまりいいことは無い。傍から見れば「ガキ」に見えるだけ。それでもやっぱりガキだからついつい張り合ってしまう。　「いやいや」ときたらつい「いやいやいやいや」

おい秘書！流行語については俺にも言わせろ。確かに「倍返し」はすっきりするしドラマは面白い。珍しく俺もはまっている。日曜日が楽しみで昨日も見た。ついでに言えば「あまちゃん」にもはまっている。そのあたりはブログ読者１億２千万人の知る所。しかしどうせなら前向きな言葉の方が良いから今年の流行語大賞は「今でしょ」にしとく。俺が決めた。何故なら「今すぐやれ」が俺の座右の銘。　目の前の課題はすぐに片づけたい。

それと張り合いついでにもう一つ。俺に倍返しだと？笑止千万。１０万年早いわ。いや、本当は１年半くらい早いわ。まずは道路でヨロヨロしなくなってから言いなさい。おまえが生まれた頃にはプロで走っていたのだ。おむつ履いてる奴とレーサーパンツ履いている奴のどっちが強いか考えてみろ。昨日だってぶっちぎってやったぜ。ムハハハ！

俺はお客様には優しいが、クラブのメンバーには容赦しない。ましてや秘書には全力で挑む。こんなおっさんに負けたくなければみんな頑張りなさい。いつでも挑戦は受ける。（長距離は除く）

はっ！ついまた意地になってしまった。ブログじゃなくて直接話せと言われそうで反省してます。

初めて山梨県に行ってきた。　静岡からバスで２時間半。ゆっくり眠るつもりだったが景色の良さにずっと外を眺めながらの移動となった。自然に囲まれ気持ちいい。

静岡同様に下調べ無しで初めての地。甲府駅にはでっかい宝石と信玄像。静岡駅は家康像だった。とにかく３６０°高い山に囲まれているのが珍しい。この感覚どこかで・・・・そうだ阿蘇山！初めて外輪山に囲まれた小学生の頃を思い出す。

今回もホテルの情報は友人にメールで送りつけ自分は忘れてきた。バスが到着すると迎えに来てくれた友人があとはすべて段取り組んであちこち案内してくれる。俺もかつてはダンドリ君と呼ばれた男。（漫画のダンドリ君ファンだった）ゲストが来たら特技を披露するが、今回はすべてお任せ。希望の地へ余裕を持って案内してくれる。比の打ち所のないスケジュールはさすが東大卒！？我々自転車部卒とはちょっと違う。

世界遺産観光とご当地グルメも満喫し、絵に描いたような幸せ家族と共に充実した１日を過ごす。新しい事務所に新しい家。迎えの車がメルセデスとかじゃ無くてちょっと安心した。美男美女の間に生まれた息子よ、お前がこれからどう育つか俺も楽しみだぞ。

予報は外れ好天に恵まれた忍野八海。富士山レーダーも登らず見れたし、これで俺の中の山梨県は良い印象。馬刺し、鳥モツ煮、あわび、ぶどう、ワイン、ほうとう・・・・・あれもこれもうまかった。ご馳走様でした。

８時ちょうどじゃない逆走のあずさ２号へ乗って横浜へ向かう放蕩狩人であった。　つづく

旅に出たら新しい発見が多く楽しい。時間が限られた仕事の場合は最短距離で移動できるよう、無駄な時間がないようスケジュールを組む。私用の場合はなるべく初めての経験を求めて行動する。とはいえいつも時間との勝負。電波時計を腕に巻き、待ち時間がないよう行動する。

時間泥棒と二度手間が嫌いな俺。効率的に用事をこなすためにいつもは十分下準備をして出発するのだが、今回は直前までやることが多く、出発前の準備が悪かった。そもそも腕時計を忘れて出た。

ＦＤＡで静岡空港に降り立ち静岡駅までは予定通り。天気がいまいちで誰もが行くなというので三保の松原は断念。これくらいはどうってことないが、友人に聞かれてホテルの名前を思い出せない。そういや予約したホテルの情報持って来るのを忘れた。記憶を辿るが翌日のホテルしか思い出せない。そうだメールだ。しかし今回ＰＣ持ってきてない。　こんなこともあろうかと念のために友人に送っておいたメールはなぜか文字化けしてたらしい。嘘だろ？

しかし送ったメールはクラウドに預けてある。gmail万歳。パソコン借りて無事チェックイン。こういう時はスマホが便利と一瞬心が揺れたが頭を振って迷いを吹っ切る。ディズニーランド観光とスマホ乗換えは日本人最後と決めている。

デザイナーの友人がオープンしたバーのカウンターには開店記念に贈ったヌーボレコードが置かれている。モニターにはイノーやレモンが走っていた。毎月１５万円飲み代に使っていたが、自分でやればお金も返ってくることに気づいたらしい。ダンディーおじさんたちがこうしてサイクリストに洗脳されている。

この店の味がある古びた雰囲気の内装をやってくれたは、ディズニーランドのなんとかいうアトラクション造った人だとか。

フランス語なら俺のほうが上手だ。「ウィ」の他にも「あん・どう・なつ」も知っている！　さて馬鹿はほっといて旬のオリンピックネタでもう一つ。　この前の旅の話はそのうち書きます。

２０２０年東京に来るのはオリンピックだけじゃない。当然パラリンピックも来る。健常者のオリンピックと比較するとなじみが薄いパラリンピックだが、最近はメディアで取り上げることも増えたし、日本人のメダル候補もたくさんいる。

北京の自転車競技では練習中の事故で障害を負った元競輪選手が金メダルを獲った。それより昔の話だが、パラサイクリングに少しだけ支援をしていたことがある。その継続的な返礼は本当に感謝の気持ちが込められていた。世間に注目を浴びる健常者スポーツでは「サポートされて当たり前」的な部分が選手にもあるが、それが難しいパラだからこそ支援者を大切にする関係者の感謝の気持ちが伝わってきたと思う。

健常者スポーツが感謝してないとは言わないが、縁の下で支える人たちのことを忘れた選手が多いのは事実。パラへの支援で自分も気づかされた。

レースの主役は選手だが、スポンサーや縁の下の力持ちがいなけりゃレースに出場もできない。もちろん草レースもイベント事も誰かが骨を折ってくれて作られている。自分ひとりじゃ走れないことを忘れずに。