久しぶりのTOJ
2023年5月30日 火曜日
二十数年ぶりのツアーオブジャパン見物。大阪、京都の2ステージを覗いてきた。
大阪までは1時間のフライトなので、自転車レース見物などいつでもその気になれば行ける距離。でも気がかりなのは週末に店を閉めて行く事。
AECは不定休なので、営業日カレンダーを見ずに立ち寄るお客様もいて、「週末なのに閉まってる。いつやってるんだ?」となるかと思うと心苦しくもある。しかし検討の結果、葛藤を乗り越え行きたい所がある時は曜日に拘らず行くことにした。
そう、なぜなら俺らおっさんには残りの時間が限られている。生きてる時間も、動ける時間も、意欲がある時間も永遠ではないから自分に素直に生きる方が良い。
そして行動してみるとやはり楽しい。すでに選手の知り合いはいないけど、チーム監督やレース運営に関わっている懐かしい顔にも沢山会えた。
日本チームのオフィシャルメカニックで50年もの間活躍されている「ビルダーの神様」長澤さんとも久しぶりにゆっくりお話しできたが、未だにメカニックカーを運転して全国を飛び回るという。
自転車に対する情熱はいまだに熱い。きっと休まず走り続けているからだろう。またどこかのレース会場でお会いすることを約束して別れた。
観客も全国から大勢が集まりレースは大盛り上がり。俺も一自転車ファンとなって楽しんできた。やっぱり行って良かった。
対応が逆
2023年5月08日 月曜日
市民体育祭がスポーツマンス大会に名称を変更したらしい。国を挙げて「体育」という名を使わない議論が進んでるみたい。
そのスポーツマンスを観戦に行ってきた。今年は何度か競輪場に足を運んで高校生の練習も覗いているので、本番でどれくらいのタイムが出るか楽しみに観た。
多少雨が降る中ではあったけど、レースは同じ条件なので関係なし。1年生等まだまだこれからなのでひたすら練習するしかないな。
それにしても今の高校生はギアが重い。一部の種目や脚力がある者ならまだしも、ヨチヨチのスピードで走るのにそのギアじゃ踏み切れてないぞ。
大して回転上がるタイムでもないのに、技術不足で走れないのを安易にギア比のせいにしてどんどん重くするから益々足が回らなくなる。当然筋力も無いからペダルに跳ね返されて進まない。高速で足が回り切る時まで掛ける必要ないだろ?
自分の記録と比較して計算したらケイデンスが20も違ってた。強い選手の上っ面を真似る素人の恐ろしさよ。問題は機材じゃなくて練習が足りないだけかもよ。
俺は回転が悪いと思ったら逆に軽いギアに落として練習してたぞ。俺が間違ってたのか? まあそれが今の流行ならそれでもいいけど、軽いギア回せないとプロ試験は受からないって知ってた?
TOJ
2023年4月24日 月曜日
5月開催のツアーオブジャパン。90年代の国際ロード時代?に高橋松吉さん運転のチームカーに同乗し大阪ステージを走った記憶がある。確かそれが俺のチームカーデビュー戦。
前日のレセプション、前夜のチームミーティングと参加したのだが、なんてチームに加えてもらったのか思い出せない。俺はアホなのか?
あまりに記憶力が悪いので、今年は久しぶりにもう一度行ってみようかと考えている。どうせ20年も経てばまた忘れるだろうけど、その頃はボケてても困らないだろうし、今ならまだ観戦する気力もある。
今度は普通に沿道で見るだけだろうが、ちょっと雰囲気楽しむだけでもいいかな?
もしその気になったらパトロールに行ってきます。
外部コーチ
2023年4月16日 日曜日
750km車で飛んできてくれたキング三浦先輩。九州男児を守る会の会長なので、九州の子供のためならすぐに動いてくれるが、高校生日本代表の合宿視察で沖縄からから戻ったばかり。そこでも一緒に練習していたという。
バカコロのせいで久しぶりになったが、今回もクラブのメンバーと一緒に走りながら指導をしていただいた。アマチュア選手間の会話で満足せず、プロの走りを体感することは大事だと思う。
練習の合間には世界各国での経験談や質問に細かく答えてくれる。いつも俺の話を半信半疑で聞いているメンバーも、キングの言葉だと納得してくれるので助かる。左腕には全日本選手権5度優勝の日の丸が・・・納得せざるを得ない。
みんなと走る練習では、当然ながら最後の苦しくなってからの伸びが素人とは全く違い、活きのいい大学生も一瞬にして引きちぎられる。パワーが違う。
キング曰く「健康診断で運動不足と言われたから少し練習しないとな」運動不足には見えないが、62歳に千切られてメンバーにはいい刺激になったと思う。
でも嬉しいことに「上手く走ってるし速い」と(多少お世辞で)褒めてもらえたので皆もご満悦。間違った練習はやってなかったって事だろう。
その後2人で酒を交わし自転車談義と翌日は秘密の練習へ。心拍MAXに上げる手伝いをするが、ここでも世界の走りの一端を見せてくれた。「いい練習になった。もっと近かったら毎週やるのに」毎週こんな練習やれる環境のクラブのメンバーは結構恵まれてるよ。
今回も沢山勉強させていただきありがとうございました。
今年初のT.Tは
2023年3月21日 火曜日
初めて走った時はどんな感じだったんだろう? もうずいぶん昔だから全く覚えていない江里峠。
中学生の頃に高校自転車部の先輩達と練習していて、この坂の下りで足が攣って動けなくなり、自転車から降りることもできず先生にどやされたことは記憶にある。
今思えば当時は「練習中水は飲むな」と言われていた時代だから、脱水症状だったのかも?それ以来40数年で足が攣った記憶は2度しかないくらい痙攣とは無縁だった俺なのに、今では筋力低下により試走程度でも攣りそうになる時がある。恐るべし運動不足。
その江里峠でのタイムトライアルは、諸々のイベントにより約5カ月ぶりと間が空いたものの、記録しているだけでも33回目のロングイベントになった。
中学を卒業した3人はクラブメンバー最後となる渾身のタイムアタック。そしてクラブAECに新しく入った成年メンバーがT.Tに初挑戦。初めての感覚はいかがでしたか?
学生らは2本走共に自己記録を大幅更新する目覚ましい進歩。ここに来てついに覚醒したか?
中でも驚きのタイムを出した新2年生はこれから練習量も増えるので期待できるぞ。新メンバーも初回とは思えないタイムで、その後の集団練習もこなせるセンス。ガッツもあるのでこりゃ面白くなりそう。
そろそろ新年度にもなるし、まだまだクラブ新加入の方をお待ちしてます。
33回江里峠T.T
2023年3月14日 火曜日
3月19日は7時半より「第33回江里峠T.T」を行います。
当店の顧客であれば参加可能です。
参加を希望する方へは詳細をお知らせしますので、17日までにAECへご連絡ください。
AECはその日11時に開店いたします。
卒業ライド2
2023年3月14日 火曜日
時間には厳しく指導してきたつもりだったが、よりによってこんな日にまた遅刻。先輩方より後に来てどうする? 今度遅刻したらそこで即クビにするぞ。遅刻する時は事前に連絡するか、面白い言い訳をするようにしろと言ってるだろ。
選手8名、サポート8名体制で236㎞の行程をスタート。車3台にスペアホイールも食料も積み込む。俺はスクーターで行ったり来たり。こんな万全の恵まれた環境で走れる有難みを忘れるなよ。
休憩の度に腹いっぱい食わせ、途中何度も声をかけ続け、それでも大きな返事が返ってこなくなったら危険なので降ろす。自転車乗ってて声も出せないようなら練習中止だと入会当初から言ってあるからな。
途中中学1年生が力尽き155㎞でリタイア(のちに復帰)。最も好調に走ってた3年生が古傷の痛みを訴えたので大事を取って車載。練習不足だった中堅成年がゴール直前でリタイア(残り15㎞)。残り10キロ余りから雨に降られたものの5名が完走となった。
1年前は30km走るにも泣き言言ってたような遅刻魔が、自らもがいてゴールは1位で飛び込んだ。おー、やればできるじゃないか。今まで本気を出したことが無いならこれからやってみろ。
日頃の練習や準備に差はあったけど、自分の限界はまだまだ先だとわかっただろ。
今日は卒業式。そして自転車部入部まであとひと月弱。最後まで頑張るぞ。
卒業ライド
2023年3月13日 月曜日
クラブAECの中学3年生3人の卒業を控え、2か月ほど前から準備を重ねてきた「卒業記念ライド」
どうせなら中学生のうちに自己最長距離へ挑戦させようと、計画してみた。
12時間で戻って来られる大まかなコースと、休憩や補給の仕方、走行速度の計算方法など計画の立て方を教え、3人に自分なりに考えさせることに。
刻々と決行の日は迫るが、なかなかスケジュールが出来上がらない。家庭教師も兼ねるメンバーの大学生が間に入り入れ知恵してくれるが、とにかく進まない。そもそも地図が読めない。
練習は自分で考え、自分の意思でやることが大事。練習のやり方や意味は今まで教えてきたから、その集大成を自分らで形にするのが目的だからなるべく手を出したくなかった。
作成期日は過ぎ、内容不備や計算間違いは多々あるものの、四苦八苦の末一応各自がタイムテーブルを完成。当日自転車に貼って、知らない道を「ここは右、あそこには何時に着く」と参考にしながら走った。
そして3月12日。天気予報に不安を抱えながらも朝を迎えた。また日曜が店休日で俺は仕事にならない(泣
次回へ続く
第2期中高生募集します
2022年11月25日 金曜日
さすがに2週末連続で仕事休んでレースに行くと、仕事が溜まる。レースなんか関係ないお客様にはご迷惑おかけしてしまい申し訳ありません。
「急がないからゆっくりいいよ」と言ってくれる方の仕事もほっとくワケにはいかないので、まもなく通常運転に戻る予定です。
先週末は諫早でタイムトライアルがあり、若者には自走で行かせた。初めてその距離を走る者もいたがこれも経験。やればできるって事ね。
「あと10キロ走れば今日200kmになるから」という学生もいたが、日が暮れたので翌週以降に持ち越してもらった。いつでもその気になれば走れるから大丈夫。
若いうちに自分の限界を引き上げた方がいいと思うから、これから冬に向けてことある毎に自己記録に挑戦させるつもりです。
力試しのレースも終わったので、来年春までにどれだけ変身するか体力テストやってみようかね。
12月よりクラブアルカンシェルJr.の2期生募集を開始します。中高校生で自転車レースに興味があり、速く走りたいと思う者はこちらのページへどうぞ。
沖縄から戻った
2022年11月18日 金曜日
ツールドおきなわから帰ってきました。
ちょっといない間に朝ドラは進んでるし、人口は80億に増えてるし、店に戻れば書類の山と「ちょっと待ってて」と答えていた電話への対応。やりかけの仕事の追い込み等あっという間に金曜日。
レースの結果は「運も実力のうち」と考えこれがすべて。各自の持つ才能に今までの練習と気合いを乗じた結果がこれだと思う。
マスターズでは練習成果を発揮できたと思うし、中学生はあと一歩で表彰台を逃したが全国レベルで戦える自信がついただろうし、レースに対する準備やセッティングの重要さも感じたんじゃないかと思う。
なにより3年ぶりにレースを走れる喜びを感じれたのが一番良かったんじゃないか?
観客も選手も例年よりずっと少ない大会だったけど、走れる有難さは走れなくなってこそよく分かる。おっさんと子供の間の中間層は今が一番やれる時だという自覚を持って頑張ってほしい。
息つく間もなく明後日は諫早でタイムトライアルに参加。沖縄に行けなかったメンバーも含め練習成果を出してきます。走れることに感謝。
2週末連続で申し訳ありませんが19日は16時まで営業。20日は店休日とさせていただきます。