スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

鯛焼き

投稿日 2019年2月27日 水曜日

ある日突然思い出し、無性に食べたくなった鯛焼き。きっと何日も何カ月もかけて積み重なった「鯛焼き」に関するキーワードが形となって表れたんだと思う。

チキンラーメンと同じで、過去いつ食べたかも思い出せないくらい遠い記憶。なのにこれを食べたいと思うところがすごい。更にそれを買いに車を走らせる自分。子供の頃だと「我慢しろ」の一言で片づけられたのに、「あぁ大人になったんだなぁ」としみじみ思う一瞬だ。

久しぶりに再会した鯛焼き君は想像よりも小ぶり。昔はもっと大きかった気がしたが、焼き機のサイズは変わってないだろうし、きっと自分のサイズが小さい頃の記憶なんだろう。

以前焼き機の製造が終わったと聞いたことがあるが、調べてみるといくらでも売ってある。ガセネタだった?その情報もあって「今のうちに食べとこう」とも思ったのだが・・・

今回のは一匹ずつ焼く天然モノ。「しっぽまであんこが詰まってるよ」っていう奴はこれだと教わった。食べてみると確かにしっぽまで餡がぎっしり。美味かった。

「あんこ」と聞くと未だにこの「餡」よりも、三車併走の真ん中で左右の選手とぶつかりながら走る「アンコ」の方を先にイメージしてしまう。こっちは大変不味かったのに、まだ抜けきれてないのが悲しい。

また食べて記憶の上塗りしようと思う。

教科書

投稿日 2019年2月24日 日曜日

段ボール箱を開けると古い資料に交じって競輪学校の教科書が出てきた。

おー!懐かしや。さっぱり見覚えはないけど、名前も書いてあるから俺の教科書。引っ張り出して見ると「整備(ロード)」「単式競走車の構造と機能」「言語・文学」「社会」・・・整備室での授業以外は全く記憶にない。

そう、技能訓練だけじゃなく一応学科授業も受けていたのです。自転車競技法やプロ選手としての心得等もしつこく叩き込まれたが、教科書は完璧に忘れていた。

ページをめくっても一切授業の記憶は蘇らない。でも書き込みや落書きがあるから間違いなく使ってたようだ。教科書への落書きは小学生の頃からよくやったが、これはノートに書き写すより覚えやすかったからで授業を聞いていなかったわけじゃない。

しかし競輪学校おそるべし。自分の書き込みもだが隣の奴に表紙も中身もことごとく落書きされている。破られたりもしてる。蛍光ペンで「目つき悪いぞ」とか「ハゲおやじ」とか書くのはやめろ。俺はハゲじゃない。学校では全員坊主頭だっただけだ。落書きは自分の教科書だけにしろ。

これらの書き込み犯人は複数。同期ナンバー1の天才スプリンターには自転車だけじゃなくページをも千切られている。そしてこいつらが学科は全く聞いていなかったことを証明している。

あれ?気付いてなかったけど、ひょっとして俺は「イジメ」にあってたのか? 良い子のみんなはマネしちゃだめだぞ。

人がやってないこと

投稿日 2019年2月15日 金曜日

日頃恵まれない男性の皆さん、バレンタインにチョコはもらいましたか? 俺は義理一つのみでしたよ。50も過ぎて有るだけマシとも考えられますが、年々ギリチョコも減少傾向。いよいよ0になった日から菓子業界と広告業界のキャンペーンに反対運動起こす予定です。

その、もてない男には「悪夢の日」いつものメンバーが彼女を連れて来店した。彼の練習中に初対面の彼女としばらく会話させてもらったけど、若い子は希望があっていいね。趣味も多彩、これから社会人として独り暮らし。広がる夢を聞いていると、やっぱり若さは宝。無気力に生きてる若者はもったいないぞ。

で、その子が長年続けているという「バトントワリング」をちょっとだけ見せてもらった。手捌きはもちろん、生のバトンもシューズも初めて見た。専用の道具に興味津々。きっと道具がシンプルなだけに奥が深いはず。

軽く回してもらうと「おー!」初めてみるのはなんでも面白い。関係者には失礼だが、こういうマイナー種目の技術を持っていると、どこに行ってもある程度脚光を浴びる。

自転車もまだまだマイナー競技なので、やってること自体が個性になる。ニッチやマイナーを選択するのもその人のセンスだと思う。この子は他にもそういう選択をしている。

なるべく手垢が付いてない、人が足を踏み入れてない道を歩く。凡人を自覚してる俺が密かに選んできた道だ。普通にやっても勝ち目が無いのは自覚しているからね。

「鶏口牛後」最近何度か口にした言葉。凡人が目指すのはこれだ。

アイアンマン

投稿日 2019年2月11日 月曜日

競輪界の大先輩にして自転車競技界の大御所である井狩吉雄さんが関西から遊びに来てくれた。

井狩さんは、オリンピアンの松田隆文さん、世界戦10連覇の中野浩一さんと「35期三羽烏」といわれたエリート。69年の長崎国体ロードレースでスタート直後の暗闇の中、伝説の「暁の逃げ」を決めた本人でもあり、競輪現役最年長選手、史上最年長優勝記録など打ち立てた雲の上の人。

佐世保が奥さんの実家なので、縁あって選手時代から親しくさせていただいていたが、相手は大先輩。声をかけてもらえるだけで畏れ多いのだが、若造にも親切にいろんなことを教えてくださった。

選手時代から世界中を飛び回っている井狩さんの話は面白い。自転車界にあらゆる人脈があるのでいろんな人の話が出てくるし、東京、ミュンヘン、モスクワ五輪の裏話なども初めて聞く話ばかり。

まるで生きた自転車博物館。少年時代に憧れていた選手の近況なども教えていただいて感動した。こういう自転車愛好家として尊敬できる人とお話しさせていただけるのは大変有難い。

ぜひまた遊びに来てください。

噛み締めながら

投稿日 2019年2月07日 木曜日

日課の朝ドラを見ていると、新商品開発の苦労を共有した気分になる。

子供の頃は発明家になりたいと思っていたので、こういう試行錯誤で発明をしていく過程は大好き。毎朝チキンラーメン完成への道を楽しんでいる。

ということで萬平(本当は百福)の苦労を噛み締めようと、沖縄で買ってきたソーキをおかずにチキンラーメンを食べてみた。おそらく数十年ぶりなので、卵ポケットも初めて見た。んー、これか・・・これが苦労して作った味か・・・と感慨ひとしお。ついでになかま食堂のソーキそばも思い出しながら。

もうひとつのチキンラーメンといえばキング三浦が開発したトレーニング法。究極の練習法なので簡単には教えられないが、教えたところでやれる人は少ない。

いずれにしろ開発とその苦労は開発者の血肉になってその人を作り上げる。与えられたものを味わうだけの我々はスープをすする程度しか知ることができない。

発明家にはなれなかったが、自分も40年近く練習方法を考え試し続けて道半ばなので、ある意味それに近い感覚で楽しめている。幸せ噛み締めよう。

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このブログについて

スポーツエイドステーションアルカンシェルは長崎県で初めての自転車競技をメインとした会員制スポーツクラブです。

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