スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

自己満で十分

投稿日 2018年7月28日 土曜日

参加者から送られてきた写真スタート前のピット努力が必ず報われるとは限らないけど、何かの形で成果は出る。

その人なりの頑張りに応じた何かに気付けば、形はそれぞれでいいと思っている。

2週間に1度しか乗らないのに、週6練習の人より走れる天才もいる。持って生まれた才能に打ちのめされる世界では,客観的な結果だけを追うと苦しくて仕方ない。

打ちのめされる側としては、主観的な成果に気を紛らし満足する手がある。それでいいじゃないか。

天才が週5やれば凡人には見ることができない世界が見えるのに。少なくとも週6凡人は空虚にはならなくて済む。どっちの自己満足度が高い?と。

努力と理想の結果が正比例だと思ってること自体がバカバカしい。そんなの低いハードルの時だけ。自分でハードル上げたら結果は出ないのが当たり前だと思った方が幸せ。それでも、結果を出すのは努力した人の中からしか選ばれない。

今日はオートポリスでレース。もうすぐスタートだ。参加するメンバーは満足して帰ってきてほしいね。

ツーリング

投稿日 2018年7月20日 金曜日

いろんな地方に自転車で気持ちよく走れるコースがあるので、「あそこは良い」と聞く場所には行ってみたくなる。そして行くと気持ちよくなる。

広く真っ直ぐな直線、いつまでも続くような軽い起伏の一本道などを見ると「おー、ここモガくのに良さそうだ」と選手あるある。でも最近は行動範囲も狭まり遠くに自転車持っていくことも無く、そもそも自転車で走ることがない。

しかし今年は二輪の足を手に入れたので、虹の松原を抜けて糸島まで自転車気分で走りに行ってみた。

サイクリングに良いとも聞くし、知り合いからは練習コースに良いとも聞いていたので、バイクで走ってみると確かに良い。

スピードが出せる海岸沿いの軽い起伏と平坦路。車も信号も少ない。あちこちのビーチでは水着のお姉さんたちが遊んでる。こりゃいい。ビーチのたびに休憩したくなる。

沖縄では毎日この光景だったので、練習後にそのまま海にダイブもできた。これなら夏の暑さも苦にならない。いくら汗かいて走っても全く全く辛くない。やっぱ夏は山か海だ。

虹の松原もほとんど木陰で涼しい。4キロも木陰の平坦を一直線だからこりゃ夏は最高。

隣の芝生は青いというか松は緑というか・・・他県に行くと長崎と比較してしまうけど、「出身地はアースですby本田圭佑」の気持ちでいれば自分の生きる場所に不満は無い。

トレーニングセミナー募集開始

投稿日 2018年7月11日 水曜日

セミナーの様子講義編

セミナーの様子実技編16回目の江里峠T.Tが終わったかと思えば、8月5日には今年2回目のキングセミナー。もちろん講師はロードレース界のキングと呼ばれる三浦恭資。

前にも紹介したように今年は全3回のセミナーを予定している。なんちゅう贅沢。海外からも引っ張りだこの講師を日本の西の果てまで呼び、朝から晩まで付きっ切りで理論と実技の指導をしてもらう。

豊富な経験がありながら、感覚だけに頼らず科学的に証明してくれる。実走練習では迫力ある走りで皆を圧倒する。夜の打ち上げは世界中の面白ネタも聞ける。

脚力や経験に関係なく自転車好きにとっては貴重な体験ができるセミナーで間違いない。

休憩を何度か挟みつつ100キロほど集団で走行できるレベル、自転車に前向きに取り組む意欲がある方であれば参加できます。

参加を希望する方はアルカンシェルまでご連絡ください。締め切りは7月31日です。

入院生活3

投稿日 2018年7月09日 月曜日

レンタカー 激坂?早々の退院を早々に諦め、あと一週間のんびりすることに決めた。

日毎に一本また一本とチューブが抜かれ、ようやく院内レンタカーを借りて病室外にお出かけできるようになった。

2,3日横になってる程度ならリハビリなんて必要ないと思っていたが、関節は動かさないとすぐに歩けなくなる。暇さえあればレンタカーでうろうろ。リハビリは地道に動かすに限る。

更に数日でレンタカーも不要となり行動範囲も広がってきたので、こっそり病院敷地内(外)を散策。子供の頃この近所に住んでいたので懐かしく、付近を見て回ると遠い記憶が戻ってくる。

記憶とは素晴らしいもので、数十年すっかり忘れていた出来事や当時の感情が、その景色を見ることで次々と甦る。

ふと見たほんの3メートル程の坂道。そうだ!この坂を自転車で下る時、怖くていつも心臓がヒヤッとしていた。こんな坂が怖かったのか?修善寺の登坂走路を下る時は気持ちいいと思っていたのに?

街並みも友人の家もすっかり変わり、思い出探しの様なリハビリタイム。感傷に浸ることができたのもいつもと全く違う時間を持てたおかげ。タイムマシンに乗るのも悪くない。

満を持して抜糸と同時に退院。まるでゲートが開くと同時に飛び出す競走馬。その足で現実に引き戻されるかのように、お預け食らっていたステーキを食べに行き、この日より上映開始の「ガチ星」を鑑賞。この映画でも懐かしい競輪学校時代を思い出した。やはりこっちの坂が数十倍酷いぞ。是非皆さんシネマ太陽で「ガチ星」ご覧ください。

おかげさまで休養も終わり、初心に帰ってAEC営業再開しています。

入院生活2

投稿日 2018年7月07日 土曜日

チューブその一 チューブその二何しろ俺は入院のプロ。恥ずかしながら30代までに全国各地で800日程お世話になってる。怪我をしてるといえ何百日も健康な若者が病室に閉じ込められるのは不健康そのもの。発想を転換して如何に入院生活を楽しむかが大事だと学んできた。

アンラッキーと思ってベッドでしょんぼり過ごすか、自分に巡ってきたチャンスと思って新たな力をつけるか、こんな時こそ精神力が問われるのだ。

今回は老朽化したパーツのオーバーホールだが、仕事を何日も休むのはお客様にも迷惑をかける。とっとと手術して、さっさと歩いて退院の予定だった。

しかーし、ドクターと一緒にモニターを見ながらのオペ。膝の中を覗いてみると予想以上にズタボロ。ベアリングが錆び、玉押しが虫食い状態。「こりゃひどい、ずいぶん酷使しましたね」とドクター。俺もそうかと思ってた。

本当は必要だけど使えなくなったパーツを切り取り、やすりで削り、掃除機で吸い取る。膝の中から37年前の補修パーツが出てきたのには驚いた。

2時間弱のオペが終わると病室で麻酔が取れるのを待つ。ピクリとも動かない足に「下半身不随になるとこんな感じか」と疑似体験。過去には2度ほどそうなりそうなこともあったから、今の自分に感謝だ。

徐々に腰から感覚が戻り夜中に指先の麻酔が切れる。これからが痛みとの戦い。手術痕は大したことないが、膝の中が疼く。周囲の筋肉は痙攣しっぱなしで1分と同じ体勢でいられない。削った骨の周りが全力で再生しようとうごめく。長い長い夜がこれから数日続く。

プチ断食も終わり、ようやく看護師さんの笑顔で清々しい朝を迎えるが、体にはチューブが入力1出力2の3本差し込まれてる。左手、右足、真ん中の足だ。気分のいいものじゃない。俺が死ぬ時はチューブ挿入お断りだ。

4日目でもろくに歩けない。5日で退院は無理な気がしてきた。しかし考え様によっては仕事もせずに毎食ルームサービス。美人の看護師さん達に囲まれ一日中ゴロゴロ過ごせる贅沢な時間だ。予定が狂った時はすぐに切り替え、営業日カレンダーを変更ポチッ。休養延長。

調子に乗ってつづく

入院生活

投稿日 2018年7月06日 金曜日

これから白い巨塔に突入13年ぶりの入院生活。これまでのようにいきなり救急車で運ばれるわけじゃないので準備は万端。過去の教訓を生かして万全の態勢で臨んだ。

ドクターから2週間ほどの入院になると告げられていたが、俺は医者の話は半分で聞くようにしている。信用してないわけじゃなく、気合の問題だ。頭の中では一週間。「土日は店を開けたいので月曜から金曜までにしとこう」よし、5日で退院だ。

それでも暇を持て余すので事前に書店で本を10冊購入。NHKプロフェッショナルのDVD30話ほど。あとはワールドカップもあるから時間はつぶせるだろうという目論見。

以前は入院セットを設置ケースごと常備していたが、選手を辞めると同時に捨てていたので、過去の入院時を思い出しあれやこれやと病室に持ち込んだ。

当たり前だけど入院中一番時間を過ごすのはベッドの上。この居心地が悪いと入院生活は長く辛いものになる。先ずは個室を確保し、寝心地アップにマイ枕と羽毛布団、パジャマを揃え、クッションなどで巣作り開始。もちろんベッドのマットレスが好みでなければチェンジしてもらうが、今回のは合格。快適な眠りにつけそう。

病院サイドにしてみりゃ色々持ち込むめんどくさい患者かもしれない。なのでなるべく看護師さんの手を煩わせぬよう自分でできることは自分でやる。検温は事前に済ませアイシングは持ち込みアイスバッグと製氷機で勝手にやる。リハビリだって率先して自主トレ。これでたいてい「手がかからなくて素晴らしい」と言ってもらえる。

しかし、今回は手術を受けるので最初の数日は看護師さんにお世話になりっぱなしを覚悟しないといけない。ストレッチャーに乗った時点から「まな板上の鯉」パンツ脱がされ麻酔を打たれ、なされるがまま。ひたすら耐える数日が始まった。

つづく

復活しました

投稿日 2018年7月01日 日曜日

6月は12日間に渡り休養をいただき、皆様方にはご迷惑をおかけしました。

学生時代から痛めていた膝は耐用年数が切れてずいぶん月日が経っていました。

10年くらい前からまともな練習ができなくなり、選手引退を決意した原因でしたが、引退後のサイクリングは何事も無かったかの様に走れていました。負荷が違うので当然かもしれません。

しかし引退後のクールダウンの目途にしていた「サイクリングの5年間」を丁度過ぎた頃から度々膝の痛みに悩まされ、この3年程はレーサーパンツを履く機会が年に数度。昨年からは歩行中いきなり動けなくなるなど、日常生活にも不具合が出る有様でした。

このままでは残り50年の人生に支障があり過ぎると判断し、ここで手術することに。

15の時にスーパードクターから「40歳で歩けなくなる覚悟をしといてくれ」と言われていたので、ずいぶんよく頑張った方か?

ひとまずオペを終えたので、しばらく養生したらいずれ自転車にも乗れるようになると思う。とりあえずサイクリング程度の復帰を目指します。

AECも週末から復帰再開しました。まだ動きはヨイヨイですが、変わらずよろしくお願いいたします。

営業日カレンダー

AEC14年経ちました



検索

タグやエントリータイトルなどキーワードを入力すると、このサイト全体から記事を検索できます。

このブログについて

スポーツエイドステーションアルカンシェルは長崎県で初めての自転車競技をメインとした会員制スポーツクラブです。

Translate »