スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

ツールド沖縄報告 その7

投稿日 2013年11月16日 土曜日

せっかくなのでしつこく行きます。沖縄番外編。

レースを走る訳じゃない俺と秘書は、何か面白い物ないかとあちこちフラフラ。色んな自転車見て回り「すげー!金掛けてる!」「イタ車発見!」などと自転車屋らしく機材チェック。会場の待ち時間はあっという間。きょろきょろしながら歩いていると会いますね、知り合い。

ふと見ると見覚えのある顔がカメラを持って通り過ぎてる。追いかけて声を掛けるとやはりそう。昔お世話になった「競輪マガジン」の編集長Wさんと相変わらず可愛らしいAさん。Wさんは世界選手権などのオフィシャルフォトグラファーでもある。「おおっ二人とも懐かしい」「元気そうで」この雑誌、競輪ファンのみならずトレーニング方法の解説などで選手を目指す若者にも多大な貢献をした。

その記事を書いていたのが友人S。昔俺たちが全国各地でトレーニングスクールやってた頃の講師のひとり。Wさんと話をしてるとカメラを持った男が近寄ってきた。顔を見るとそのSが。どうしてここに?今回は新しい雑誌作りの手伝いに来ていたそうだ。今は鹿屋のコーチもやっているという。来年発売のサイクリスト向け雑誌に取材協力。秘書も読者モデル(読んでないが)としてデビューすることになった。読者モデル・・・・化粧はしっかり決めてたか?雑誌名さえ隠していれば箔がつくぞ。

更にフラフラしてるとボンシャンスで走る選手が寄ってきて「応援ありがとうございます」先の山場で応援した長崎の後輩。「おかげ様で3位に入りました」3位は君の実力だ。応援しただけなのにヘルメットを外してきちんと礼を言いに来るとはできてるじゃないか。ありがとうの気持ちを持たない選手が多い中しっかりした挨拶だった。決めた、これからも応援するからな。

レースの結果はともかく趣味でやる以上楽しまなければ本末転倒。参加できる幸せ者は順位だけじゃなく、全国からサイクリストが集まるこの場で経験できる全てを楽しみ何かを得て帰って欲しい。

今回もみんなにいろいろ教えてもらいました。また来年も俺たちを連れて行ってください。

ツール・ド・おきなわ報告 その6

投稿日 2013年11月15日 金曜日

沖縄は暑かったです。秘書です、こんにちは。

レースの感想が続きましたので、ちょっとお休みということで海の写真なんかを載せてみました。

出発したときの長崎の気温は最高20℃ちょっと、最低15℃前後くらいでした。ちょっと寒いけど自転車で走るにはちょうど良いくらいでしょうか。

それが一転、沖縄に着いたら最高25℃超、最低20℃前後です。それは暑いに決まっています。ニットの上着をヒートテックの上に着込んで行きましたが、ホテルに着いてすぐ半袖に着替えました。沖縄にいる期間中、レース当夜から翌朝にかけて少しだけ風が強く雨がぱらつくこともありましたが、おおむね晴天に恵まれて何よりでした。というか、むしろ暑すぎるくらいあったかもしれません。そうそう、それと今回は結構日焼けしました。ううん、さすが亜熱帯。

最終日は沖縄の気候に合わせた服装をしていたところ、長崎に降り立って震え上がりました(笑)。気温差約10℃、さすがに半袖短パンじゃ寒いですよね・・・。この気温差の反動か、最近は夜着込んで寝るようになりました。

話しは変わりまして、写真を見ていただくとわかるとおり、沖縄の海はグリーンがかっていてきれいです。すごく透き通ってますし、半袖で過ごせるくらいなのでいっそ泳ごうかと思うくらいでしたが、ちょっと手をひたしたら意外と冷たくてやめました。走ったあとだったら飛び込んじゃうかもしれません。

青い空、青い海、爽やかな風(できれば追い風)、暖かい日差し(厳しくないくらいがベスト)、長崎は少しずつ寒くなってきますが、この時期にこんないい条件で走れるなんて贅沢な話です。ちょっと気が早いですが、来年も多くの方とこの贅沢感を満喫できればと思います。

急に寒くなったのであわてて冬支度を整える秘書がお送りしました。それでは。

ツールド沖縄報告 その5

投稿日 2013年11月14日 木曜日

同い年の二人は同じフレームの色違い。一緒にレースを走ろうと決意。9月にやった元プロライダー野口忍の講習会を受けたのをきっかけに、クラブに入会しトレーニングすることになった。

日頃クラブメンバーに千切られている二人だったが、年代別50キロレースでは中段の先頭を引きまくり。途中落車とチェーン脱落のトラブルがあったものの「男の友情」と「魂の走り」で復帰。先頭を引かないくせに口だけ達者な選手をぶち抜いてやった。いいぞ、男らしい所見せてやれ。

着順はともかく、本人たちは自分達が思いのほか走れるという事が分かった。レースがいかに面白いかが分かった。日頃どんだけキツイことやらされていたかが分かった。 あ、ばれた?アルカンシェルの走行会、サイクリングはマッタリだけど、トレーニングは結構内容濃いです。専門的なことやってるから続けていればその辺の素人には負けません(人によるが)。

そして100キロの部。参加者二人がトップグループでゴールすることを祈り送り出す。前日キングと観戦ポイントを話し合い、まさに勝負の山場で応援することにした。すでにゴールした全員が難所で仲間の通過を待つ。キング曰く「ここは短いし勾配緩いから一気に上る所や」・・・・えっ?意味が分かりませんが?4度のオリンピックを経験し沖縄や全日本などタイトルを獲りまくったあなたにはそう見えますか?

これ以上は無いレース解説者を伴い見てると、なんとAECジャージの2名がいい位置で上ってきた。おおおっ!いけいけ!当然二人ともこちらを見向きもせず必死の形相で走り去る。ゴール地点に戻ると二人は死んでいた。周りには屍がごろごろ。500名出走で16位と36位だから立派でしょう。

みんな仕事の合間の練習でここまでよく頑張った。しばらくゆっくり体と心を休めてください。新しいメンバーも増えるようだし、新しい拷問器具も入ったことだし、リセットできたら練習再開するべ。

やる気と脚力も上がってきたので、そろそろ来年は次の段階に入ってもいいかな?

サイクリングのお知らせ

投稿日 2013年11月13日 水曜日

11月17日(日)、サイクリングを行います!

目的地は神崎鼻公園(佐世保市小佐々町)、距離は往復約36kmです。アルカンシェルを8時にスタートします。

参加条件は以前と変更ありません。スポーツバイク(ロード・クロス・マウンテンを問いません。)にヘルメットをかぶって走行すること、アルカンシェルに一度でも来店されたことがある方であればどなたも歓迎いたします。

速く走れなくても問題ありません。最後までスタッフが付き添いますのでご心配なく。

参加ご希望の方は前日までにアルカンシェルまでご連絡ください。多くのご参加をお待ちしています!

ツールド沖縄報告 その4

投稿日 2013年11月13日 水曜日

アルカンシェルツアーを組んで沖縄に参加するのはこれで3度目。毎回いろんなドラマが起きる。

真っ暗なのに暖かい早朝。準備を整えホテルを出た参加者は、ウォーミングアップを兼ねてスタート地点へ向かう。果てしなく続くスタート前の行列。この時点ですでにレースが始まっている。リラックスしてる人もそうでない人もいるが、あとは自分だけが頼り。健闘を祈る。

ここまで来たら俺らにできることは無いので全国から集まったサイクリストの自転車を見て回る。驚くほど高価なバイクが多い。50万オーバーのホイールやフレームがうようよ。DI2とEPSがこんなに普及しているとは知らなかった。一体どれだけハマッとるんじゃ?

サイクリングの出発を見送った後、50キロレースのゴールを待つ。そして、おっさんの部の大集団スプリントに目を凝らしているとアルカンシェルのチームウェアがいるじゃないか。おおぉ!いっけーっっ!残念ながら表彰台は逃がしたものの10位は立派。トレーニングの成果を発揮してくれたSさんの姿に涙を抑えるのが精一杯だった。

レースは練習の積み重ねと時の運。それと最後は精神力が天と地を分ける。車間が開いて前に出たタイミング次第では優勝も可能だった。楽しみは来年に取っておきましょう。

関門で引っかかってしまったYさんも、この数か月仕事の後に頑張って力をつけたYさんも、自主トレで完走果たしたSさんも、サイクリングの女子たちも、楽しんで走ってくれたようで良かった。

そして2年連続で不運に泣いたSさん。もっと困難を乗り越えて勝利を掴めと神様に言われているんでしょう。自分次第でその日は来ると思います。全国にはもっと辛い目に遭った人がわんさかいるはずです。心を鍛えて挑戦し続けることを期待します。

長くなるのでまた次回。

ツールドおきなわ報告 その3

投稿日 2013年11月12日 火曜日

沖縄から帰ってきました。滞在中に毎日ブログ更新するつもりが全くできないほどの濃密な時間。これから遡って沖縄の話紹介します。

走り慣れたコースといえど沖縄を離れて4年近く。念の為にレース参加者より前にコースの試走をこなす。勝負所や注意個所を教えるために体感し、改めてメンバーと共に試走した。先発組と仕事の都合で後発の組があるので、走らない俺が50kmコースを何度もぐるぐる回る。みんな気合入り過ぎないようにな。

後発組は到着時間が多少遅れたものの、それも想定内。参加受付と夜の決起集会に間に合う様スケジュールに調整を加える。そうしてカテゴリー別に分かれて走ったのにゴール5キロ前でぴたりと合流。さすが俺。又もや車中で自画自賛。予定通りホテルに戻ると秘書がチェックイン済み。人を待たせるのは大嫌い、ここも予定通りに夕食時間となった。

金曜のゲストは選手時代の後輩とキング三浦夫妻。土曜のゲストは学生時代の後輩と選手時代の後輩、キング夫妻と右京さん。店に入ると他のお客が一斉に振り向く。(もちろん誰も俺は見ていない) 唯一数日前に知り合った方達も同じ店だったので挨拶かわし、俺たちの会話中も入れ替わりでゲストは撮影攻め。慣れてるかもしれないがこりゃ大変だ。

究極の精神論からプロのみが知るトレーニング、オフレコ話もてんこ盛り。もっともっと参加者は近付いてくればいいのに積極的な人だけが話を聞ける。毎度のことながら楽しい時間。無礼の無い積極性はあってもいいと思っている。一方昔からの馴染みの店はどこも利益度外視でサービスしてくれる。今では年に一度の来店なのにありがとうございます。

決起集会が終わると翌日は待ちに待ったレース。天気は晴れ。

ツール・ド・おきなわ報告 その2

投稿日 2013年11月09日 土曜日

沖縄からお送りしております。秘書です、こんにちは。

いよいよ明日に迫りましたツール・ド・おきなわ本番、沖縄は盛り上がっております。公道を走るロードバイクも日を追うごとに多くなり、ゴール近辺もテントや横断幕でにぎわってきました。ごはんを食べに行った先にもサイクルジャージを着ている人多数、雰囲気もなんだかそわそわしている感じです。

祭りの前は楽しくてそわそわしますね。明日が来るのが楽しみなようなような惜しいような感じですが、とにかくみなさんのご健闘をお祈りしております。うおおぉぉがんばれー!!

私はレースには参加しませんが、沖縄に来てからこちらたくさん走る機会に恵まれて楽しく過ごさせてもらっています。佐世保でもまだまだ外を走りに行くことが快適な季節ですが、沖縄はこの季節気温がちょうどよく(20度半ばくらい)、秋から冬への変わり目でちょっと肌寒い佐世保と比較すると非常に走りやすいです。たまに暑さと日差しがきつくてぐったりすることはありますが。そうそうこれが大事なことですが、なんといっても沖縄は平地の走りやすさが段違いです。ううん、これは佐世保住まいでない人にはわかりにくいかもしれませんが、何十kmも続く平地とか佐世保ではまったく考えられない光景です。追い風で走るときの気持ちの良いことよいこと。ぜひ体感してほしいなと思います。当然ながら、私が知らないそんな平地がほかにもあるんでしょうが、沖縄は加えて気候がよいので楽しめる期間が長いんじゃないでしょうか。

レースを控えつつ、サイクリングや観光や豪華ゲストを加えての食事など沖縄満喫中です。取り急ぎ本日のご報告まで。後日写真を交えて詳しいブログを書きますのでお楽しみに♡

明日に備えて今日はさっさと寝る秘書がお送りしました。それでは。

ツールドおきなわ報告1

投稿日 2013年11月08日 金曜日

沖縄に来てます。一足先にコースを走り下見をしている。去年に比べるとこちらは暖かく、今のところレース後まで雨の心配もない。

沖縄の後輩に自転車を借り無風のコースを走っている。この近所に住んでいたので、もともと10年以上ここがホームコース。今更コース下見をするまでもないが、数年前からすると道路拡張や舗装がきれいになった場所があちこち。どんどん走りやすくなってきた。

本土最北端の辺戸岬に到着。携帯電話を見ると片山右京さんから着信が。同じころチームUKYOもちょっと南のあたりを走っていたらしい。今年はチーム監督で忙しいだろうと思い連絡していなかったが、今年も食事に誘ってくださった。今では全く役に立てることもないのに、きちんと義理を立ててくれるところがさすが右京さん。

今日にはキング三浦恭資さんも到着と連絡があったので、数年ぶりに3人揃って顔を合わせて食事できるかも。揃ってと言っても俺は経験豊富な2人の話をひたすら聞くくらい。同じ時期に日本を飛び立ち世界を駆け回ってきた男たちの話はいつまで経っても終わらないし、興味深いことばかり。

もちろん今回アルカンシェルツアーで参加する人たちも一緒に食事。うちのツアーはレースだけじゃなく観光、食事も重要なイベント。参加者はラッキーするかも。

今日から一気に忙しくなる。

11月6日~11日は店休日

投稿日 2013年11月05日 火曜日

6日から11日までツールド沖縄参加のため店休日となります。

1年ぶりの沖縄では地元に住む先輩や後輩、全国から集まる知人選手らと会えるのが楽しみ。馴染みの店や昔親しくしてもらった方々と久しぶりに会ってきます。

今回のアルカンシェルツアー参加者は14名。ツアースケジュールは完璧(のはず)。レース、宿泊、観光とどれも楽しんでもらえるようにと念入りに考えて日程表を作りました。

何しろ沖縄が終わるまでは落ち着かない。みんなが忘れ物しないか?時間に遅れないか?トラブルは無いか?ある程度のアクシデントは想定しているが、無事に終わってくれと祈る毎日です。

選手にとっては今年の集大成。余計なことは考えず力を出し切って下さい。10日にうまい酒を飲みましょう。

リーサルウェポン導入

投稿日 2013年11月04日 月曜日

いよいよあと一週間、次の日曜日は待ちに待った沖縄でのレース。一年前と比べクラブアルカンシェルのメンバーも増え、皆と走りお互い教え合うことで成長スピードも上がってきた。

去年の暮れに後輩選手から教えてもらいずっと欲しいと思っていたトレーニング器具。時期尚早と我慢していたが更にメンバー増加の予定が入り、現メンバーの次なるステップも見据え、好奇心と物欲に負け、秘書いじめの道具を増やすため、その他諸々意を決してトレーニングルームに導入した。

「ワットバイク」 イギリスの自転車競技連盟が開発に協力し、イギリス、フランス、オーストラリアなどのナショナルチームが使用する優れもの。 当然日本のトッププロも注目し、有名選手が次々と結果を出したこともあり現在70名ほどのプロ選手が使っているそうだ。まさにリーサルウェポン。

何といっても走行感が実走と同じ。これまでの屋内での練習感覚を覆す乗り味で、走った後に体に残る感覚が他とは違って屋外を走った時のそれ。バンクを走った後に近い。

それと画面にリアルタイムでペダリングスキルが表示されるため、前後左右のバランスや無駄な力を掛けている場所まで一目瞭然。パワー、スピード、ケイデンス、心拍などなど必要な情報が見やすくできているので乗ってて面白い。

俺と秘書もすごく気に入った。秘書など思わず家に欲しいと言いだしたほど。よしよし大丈夫だ、おまえはここで毎日しごいてやるから心配するな。

こんな片田舎の自転車屋。狭い店内の半分はトレーニングルームに占拠され更に狭いが、都会の高級スタジオに負けない設備。あとはマッサージ器でもあれば完璧か。一層充実した内容でメンバーを苛め・・・いやシゴキ・・・いや鍛え・・・いや応援します。

スポーツなんだから我流でなくクラブに入って基本から覚えることをお勧めします。 初心者だからと迷っている方も大歓迎。変な癖がつく前の経験が浅い人ほど伸びしろは大きいです。

ワットバイクでのトレーニングの感想は沖縄後にでも紹介します。

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このブログについて

スポーツエイドステーションアルカンシェルは長崎県で初めての自転車競技をメインとした会員制スポーツクラブです。

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