やればできる。無理かもしれないと思っている事でも、思い切ってやってみたら何とかなることはある。

雨の日はローラー台が大活躍。昨日は初体験の女性にも乗ってもらったが、驚くほど簡単に乗りこなした。リラックスした笑顔でクルクルと回す様はベテラン選手並み。道路も軽快に乗りこなすし、初めてのロードバイクをこれだけ捌けたら立派なものです。そもそもうちは「敷居が高そう」と言われることもある（そんなこと無いのはご存じの通り）くらいなので、女性一人で店に入る時点からちょっと勇気が必要だったかもしれない。それでも新しい自分を見つけようとする人には、必ず収穫がある。そしてそういうお客様に、予想以上の果実を与えるのが自分の仕事だと思っています。

次はちょっと遠出してみますか？

ＮＨＫのクローズアップ現代。過去にたまたま利用した飛行機がＹＳ－１１の現役引退という時で、最後のＹＳを取材するクルーと乗り合わせたことがある。乗客は大半が飛行機マニアで、終始機内の写真を撮りまくり。ＣＡやパイロットのサービスもいつもと違う。そんな中、隣の座席の女性がＮＨＫのインタビューを受けた。クローズアップ現代は大好きな番組の一つなので、「ついに自分も登場か？」と思ったが、カケラも映ってはいなかった。

その番組が昨日自転車を取り上げていた。なんと「日本で空前の自転車ブーム」と。震災を境に自転車通勤が一気に増えているという話は過去にも書き込んだが、海外の現状や年間８キロ痩せるとかの話と共に、面白いデータを紹介していた。この４０年で自動車通勤が３倍以上に増えている。どうりで自転車が走り難くなったはずだ。そして今、その４分の１が自転車に通勤手段を変更すれば医療費が年間２０００億円は減ると言っていた。この額がどういう試算かは分からないが、健康になる人が増えるのは間違いないと思う。

しかし、一方では事故に遭う人もいるだろうし、安全確保の為に道路整備にもお金はかかる。だから政治家には今（次の選挙）だけを考えないで鳥瞰的に国家計画を立ててほしい。人間背水の陣を敷けば知恵と力が出る。震災やエネルギー危機を国家再生の起爆剤とできるか、今が正念場だろう。

密かにホンダやトヨタもロードバイク研究チームがあったりして・・・・極秘情報も聞いているがここでは書けません。

なんでも女物のファッション誌には（チャリガール）なるものが頻繁に登場しているらしい。遂に時代が我々に追い付いてきたか！

そんな時を同じくして、先日書きこんだ（女子サイクリング会）の話が、現実味を帯びてまいりました。まず、第一号のお客様がバイクを購入。早速走り方指導とポジション合わせを行います。他にもこの会に入る予定の候補者が複数いますので、そろそろ正式名称をみんなに決めてもらおうかと思っています。話し合って、おしゃれなチームウェアなんぞも作れば華やかでしょうね。

競輪選手時代は女っ気無しの職場でしたが、何しろこの私、沖縄に住んでいた頃にナショナルチーム等が沖縄合宿に来た際のお世話なんぞしていたもので、１０年ほどの間に入れ替わり参加する選手たちと沢山親交を持たせていただきました。選手には当然女子もいる訳で、ちびっこみたいな高校生から沖美穂さんのような全日本チャンピオンまで沢山の女子選手と一緒に走る機会がありました。彼女らはとても「チャリガール」なんて雰囲気じゃありませんでしたが、当時「日本一たくさんの女子選手と走った男」と呼ばれていたくらい、女の扱いには慣れてます（？）

サイクリング嗜好者が増えれば、日曜の練習会も「自分をいじめるのが好きな方たち（Ｍチーム）」と２コースに分かれて走ることもできます。目的地を甘味処に設定してもいいし、景色を見に行くのも良いでしょう。必死で走っていると景色を楽しむ余裕はないので、自分もこっちメインで走りたいくらいです。おおおお、考えてたらやる気湧いてきたぞー。