この冬は週末の悪天候が続いたこと、怠け心に負け続けたことなどから数週間まともに走らない日も多々あった。さすがに現役時代は怪我でもしない限り１週間も自転車に乗らないなんてことはなかったが、その反動からか引退を機に「乗りたくなければ乗らなくても良い」というまったりとした気分を満喫していた。

しかし日を追うごとに日曜日のトレーニングライドで体に違和感を覚えだした。筋力低下、心肺機能低下、老化とメタボリック街道を一直線に突き進む。やっぱりこれじゃいかんだろう。ということで先週はローラー台＋平日に１日練習に行ってみた。何と日曜日が楽なこと。２週間に１度の練習では体に悪いが週に２度なら若干向上する。欲を言えば社会人なら週に３，４日で最も効率よいトレーニングができると思う。今の自分に３日以上練習するモチベーションはないが、気温の上昇とともに練習に気合が入ってくることを期待している。

これまでの習慣から「練習に行ってくる」と自分で言いながら疑問が浮かぶ。「練習（トレーニングorプラクティス）」って何の練習？成果を披露する場があっての「練習」なので、レースに出ない場合は「修行」か「鍛錬」が妥当か？目的は人それぞれだから呼称は気にしなくてもいいか。今後も適当にいきます。

長崎県下一周駅伝が大村東彼を先頭に今店の前を通り過ぎた。向かい風がきつそうだ。ところで自慢じゃないが駅伝についての薀蓄はちょっと語らせて欲しい。
大正６年京都の三条大橋から上野不忍池まで３日間の「東海道駅伝徒歩競争」がわが国最初の駅伝である！！・・・・　と上野の駅伝の碑に刻んであったのをついこの前見て知った。

それほど大差は無いが地元の佐世保チームはすこし後方。単一種目では強さと人口は必ずしも比例しないようだ。国体では地元を除くといつでも東京が一番。神奈川や大阪など人口が多い県がそれに続くので、多種目になった場合、明らかに人口に比例して高得点を獲得する。前回の千葉国体に参加した３５人の山口県選手が、県代表とみなす規定に違反していて得点を削除されるらしい。つまり実際は住んでいないって事。
今年の山口国体で地元を優勝させるために他県から引っ張ってきた選手達だが、選手は悪くない。地元が優勝しなければいけないというプレッシャーが県の無理な選手補強に繋がっているのか？
以前、高知県は無理に助っ人をかき集めず地元開催に挑み珍しく地元優勝を逃したが、それはそれで良いんじゃないか？橋本知事の意向だったらしい。

さて長崎はどうする？