うちの店、唯でさえ狭いのにスペースの半分はトレーニングルーム。その上、おしゃべりスペースなんぞ確保しているものだから狭い。商品の展示は工夫するとしても、展示できる自転車の数は当然限りがある。なのに自分らの自転車を何台も置いているのは何故？

その狭い店に初めて来店したお客様が、いきなり自転車を店内に持ち込もうとする事がよくあるのですが、ストップを掛けさせてもらってます。なぜなら店に持ち込む自転車はタイヤの汚れを落としてからというルールを作っているから。

これって車に積み込む時やローラー台に乗る時などに昔から自分がやっていたこと。靴を脱いで家に上がったり、玄関マットで靴の汚れを落とすようにタイヤの埃をタオルで落としてやります。たった５秒か１０秒の儀式で車や屋内を汚さないだけじゃなく、自転車に愛着も湧くし、ちょっとした点検にもなるから良いです。

手慣れた方は、片手片足をうまく使って手際よくタイヤの汚れを落とすので、自転車の扱いも様になってます。　自転車を持ち上げたり方向転換する時も軽々と扱える方がカッコ良いしね。

いつも重たそうに自転車を抱えていた秘書もようやくコツが分かってきたところ。もうちょっと高く持ち上げればいいのにと思っていたが、如何せん車高と身長がほぼ同じなのでそれは無理らしい。　(また怒られる)

初めての方には、ここぞとばかりに手本見せますので、自宅でもやってみては？

帰省で道路が混雑する今の時期。秘書は同窓会に行ってきたそう。俺にそんな話は無いなと思っていたら、幼馴染の友人から盆で帰省したと連絡があった。

大抵の盆と正月、佐世保に戻る時は必ず連絡して会いに来てくれる。しかし今回は短時間。アルカンシェルのドアを開けたかと思えば、土産を手渡し５秒で去って行った。　えっ？ホントに？

信じられないほど何の会話も無し。時間が無いからと笑って帰っていく。いやいや、そこは１分くらい何とかならんものか？　古い付き合いだからそれでも良いが、次はもうちょっと余裕持って会いに来てくれ。

まあ、それでも友人が顔を見せてくれるだけでも嬉しいこと。しかも土産までありがとう。仕事で全国飛び回っていた頃は、あっちふらふら、こっちふらふら、いろんな人に会いに行ってたが、最近はめっきりフットワークが重くなり、いつでもどんと構えてます。　知人の訪問看護大歓迎。

学生→社会人→転職。時間とポジションの変化は出会いと別れの繰り返し、沢山の縁があっても長い付き合いができる関係は数少ない。数年に一度でも会って喜び合える仲間もいれば、同じ船に乗っていたのに、もう二度と会うことは無いだろうと思う人もいる。

交友関係にキャパシティは無いはずだから、今続くひとつひとつの縁は大切にしたい。

結構早起きなのに、ちょっと油断するといつの間にか日が暮れている。一日経つのが早いこと。

どうやら俺に無断で日暮れの時間が早まっているらしい。どうりで仕事が終わると暗いはず。日に当たる前に出勤し、日が暮れて引き上げる。もし自転車に乗らずに過ごしていたなら色白もやし男の出来上がり。健康的な男に見せかけるのためにも朝は走っておいた方が良い。そしてやはり午前中の方が頭も体も動きが良いみたい。

昼を過ぎ、開店時間が迫る頃に丁度眠たくなってくる。いかんいかん、ここからが目に見える仕事。お客様から、よく店が閉まっているとか休みが多いとか言われるけれど、それほどでもありません。数日ブログ更新忘れていたが、言い訳するとちょっと慌しかっただけで、割と働いてます。ホレ、氷山の一角とか言うじゃないですか。それですよ開店時間中は。

走りに行くのも仕事のうち。オリンピックを見るのも仕事のうち。飯を食うのも寝るのも････・なんて、考えてたらまた日が暮れてきた。

また明日も早起きします。

先月より驚くほど体重が減ってきた。今のところ５キロ減。選手時代は極力やらないようにしていた方法で練習すると、簡単にダイエット。まあ筋肉も落ちてるし、おっさんになってるし、これくらいの体重がちょうどいい。

無駄な脂肪が減ってくるといくらでも遠慮なく食える気がしてくる。ずっと焼肉を食いに行ってないので、食いたくて仕方ないが、なかなかチャンスに恵まれない日々が続いている。ビールと焼肉とキムチと大盛のごはん。今なら腹いっぱい食っても何の負い目も持たずに済む。

とりあえず久しぶり(数か月ぶり？)にビールを飲んだ。からからだった喉を滝の如く流れ落ちる。汗をかいた後は効けるぜ。ジュースよりも喉の渇きがとれる。

しかし、いつもいつもビール飲んでばかりはいられないので、喉の渇きを抑えるために練習後スイカを食う。生月に走りに行って食ったスイカがうまかったので、先日スーパーで買ってみたが今度は失敗。糖度１２となっていたがこれは怪しい。それでも汗を流した後の体は水分を吸収しまくる。

秘書にも分けてやると、いきなり俺の真似して膝でスイカを叩き割った。オーマイガッ！結果は無残なもの。「おい待て！」という間もなく飛び散る赤い肉片。種は転がる、汁は飛び散る、ズボンは汚れる、スイカは転がり落ちる。　スイカ膝割りの奥義を見くびるんじゃない。もう少し考えて行動しなさい。

どこまで書く気かオリンピックネタ。

サッカーや水泳、体操、陸上などはメジャー競技のようで、これまで通りＴＶ中継が沢山あるのは分かる。一方マイナー競技は放送が少ないのでよっぽど活躍しないとワイドショーでも放送してくれない。しかし今回、こう言っては何だが、マイナー競技や女子選手が大活躍。普段目にすることができない種目を何度も見ることができるのはいいね。

ご多分に漏れず自転車競技も日本ではマイナー競技。イギリスの観客の熱狂ぶりとか日本じゃ信じられないくらい。特別競輪の観客席とも違うはしゃぎっぷり。でも日本じゃ地上波放送はやってないし、ニュースで見たけりゃメダルを獲るしかないって事か。

ヨーロッパではサッカーと並んで人気のスポーツ。日本人も競技用の自転車に乗る人がずいぶん増えてきてるし、レースの面白さを知れば日本でもメジャー競技の仲間入りする日が来るかも。そのためにはやっぱり選手が国際大会で活躍するのが一番近道。

トラック種目、残すは今日のケイリンのみ。柔道とＪＵＤＯのように、というかそれ以上に日本の競輪とは似てて非なる種目。それでも前回の北京では永井選手が銅メダルを持ち帰って業界を喜ばせてくれた。影響は信じられないくらい大きい。

自転車業界の期待を背負った競輪選手。頑張ってくれ！

本日６日１４時０５分よりのＮＨＫ　「お元気ですか日本列島」　で、おそらくケイリン出場の渡邉選手が取り上げられるようです。

普段あんまりテレビを見ることもないけど、オリンピックくらいは見てみたい。専ら朝のニュースと夜眠たくなるまでのわずかな時間をＴＶにあてる。

柔道男子が金メダルを獲れなかったとか、内村選手が一つしか金メダルを獲れなかったとか・・・・・でも世界で２位３位になった日本人は沢山いるし、それって十分立派。オリンピックなんて見に行くだけでもすごい事なのに。　それより負けても悲壮感無しに試合後笑顔の選手を見ると、こっちも嬉しくなる。

確かに選手は試合を楽しむと言いつつも、そう言ってられない部分があるのは分かる。どの選手も孤独とプレッシャーとトレーニングの辛さに追い立てられながら、世界最高峰のその場に来たのだろうから。でも選手にとって貴重な人生の一コマだからこそ、この時間を楽しんで欲しいね。

一方見ているだけのこっちは気楽なもの。世界中のスーパー人間のプレーに驚くばかり。自転車くらいしか選手の本当の凄さは実感できないが、他の競技もそれ以上のレベルで人間離れ。球技に至ってはサーブ一本受けることはできんだろう。何度やってもレシーブは無理そうだ。

と思っていたら、何故か秘書は(チビのくせに)強気。ある競技だけはレシーブできると(チビのくせに)豪語。関係者に大変失礼なので、競技名は伏せるが、５０回に１回はリターンできそうと(チビのくせに)言う。　こいつ完全にスポーツをなめてるな。甘い！　どうやら素人とプロの差を知らないらしい。しかも相手は世界トップ選手。　難しそうに見える競技もそう見えない種目も同じように桁違いのはずというのに「できそう」と言い張る。

そうか、ならば今度俺が思い知らせてやろう。　俺は汚い手を使うから覚悟しておけ。