スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

引退

投稿日 2010年9月03日 金曜日

 

私緒方、この度9月をもって競輪選手を引退することに致しました。師匠を始めとして、これまで様々な面で支えてくださった全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

今から30年以上前、12歳で初めて佐世保のバンクを走った時の感動を今でもはっきりと覚えています。その後恩師となる先生の計らいで子供一人で走らせてもらったのですが、バックストレッチの直線を走りながら誰も居ない正面スタンドを横目で見て「このスタンド一杯の観客の視線の中で俺は走るんだ」と思いました。
今思えば、その時将来は決まっていたのかもしれません。

もともと体の弱かった自分を鍛えるために親が与えた自転車から始まり、趣味として仕事としてアイデンティティの証明として走り続けました。大きな怪我を繰り返し涙が出るほど辛い事も多かったけれど、そのおかげで精神力も体力も鍛えられました。自転車競技を精一杯やることで得たものは、計り知れない哲学的な価値があると感じています。

これからは再び趣味として自転車に跨り、自転車を通じて得られる感動をたくさんの方に体験してもらえるようアルカンシェルから働きかけて行きたいと思います。

早速ですが、9月26日より日曜日の午前中を中心にトレーニングライドを始める予定です。
参加はクラブアルカンシェルの会員に限らずどなたでも結構です。まずは初心者中心になると思いますが、みんなで自転車の楽しみを広げていきましょう。

お問い合わせや参加ご希望の方は、HPの「問い合わせフォーム」か、ご来店時に簡単な自己紹介をお願いします。

フレームバンク

投稿日 2010年9月02日 木曜日

かつて自分と三浦恭資で立ち上げ運営していたたNPO法人だ。競輪選手の自転車を使い競技普及に役立てる画期的リサイクルシステムで、子供や初心者に自転車競技の門を潜ってもらうことと育成を目的に活動してきた。自ら活動資金を生み出し、全国各地でライディングスクールを開く。当然多くの協力者が必要で、競輪やロード界の重鎮らに留まらず、MTB選手やフレームビルダー、果ては元F1ドライバーまでが自転車好きの有志と力を合わせて6年ほど続けた活動だった。サイトでの報告以外でもいろんな活動を展開し、プロ選手や国際レースでの優勝者も出すなどそれなりの結果を残せたと胸を張って言える。
しかし一定の役割と時代を終えたと感じた昨年末、活動を休止し、いよいよ今月、少しだけ残していたHPを閉じることにした。
アルカンシェルはフレームバンクで培ったノウハウと人脈、経験から自然発生した店です。対象を全国から長崎県内に絞りはしたが、世界チャンピオン輩出の夢は変わらない。

アルカンシェルのルーツを最後にご覧ください。
http://www.framebank.org/

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このブログについて

スポーツエイドステーションアルカンシェルは長崎県で初めての自転車競技をメインとした会員制スポーツクラブです。

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