2024年も良い年でありますように
2023年12月29日 金曜日
昨日28日をもってAECは本年の営業を終了しました。
クラブの会員をはじめご来店いただいた皆様、大変お世話になりました。一年の疲れを癒し、健康でよいお年をお迎えください。
1月は5日より営業いたします。新年もアルカンシェルをよろしくお願いいたします。
年末年始と1月の営業日
2023年12月24日 日曜日
今年の営業も残り少しとなりました。アルカンシェルは下記の通り年末年始の休業日とさせていただきます。
12月29日~1月4日 及び 1月7日
また1月16日より少しばかりの間、長年故障していた私自身の身体のパーツ交換とメンテナンスの為休業いたします。
期間はリハビリ次第で未定ですが、3週間以内には復帰し営業再開する予定です。
入院も復帰リハビリも人並み以上の経験値があるため結構自信はあります。むしろ回復後はこれまで以上に自在に動き回れるはずなので、凧の糸が切れた状態になるのではとの心配の方が勝ってるくらいです。
お客様方には大変ご迷惑をおかけしますが、長く仕事を続けるために必要と判断した休養になります。残りの営業日に力を尽くしますので今後もよろしくお願いいたします。
ボディダブル
2023年12月21日 木曜日
先月のある日、東京の映像制作会社のコーディネーターから「CM撮影に協力してもらえないか」と電話が入った。
CM撮影の依頼は今年2回目。今度は本格的に自転車で走る映像を撮りたいので格好良く走ってくれとのこと。「とにかく今日撮影スタッフとの打ち合わせに来てください」と急遽呼び出されて監督から話を聞いた。
走ると言っても大してハードなわけでもないし構わないけど、ちょっと心配なことがある。監督はなんとかなると言ってるけど大丈夫かな?
一応準備を進めた数日後に電話が入り予感的中。オーディションで決まったモデルとの身長差があり過ぎて俺じゃ駄目みたい。ほーらやっぱそうだろ?
本職モデルが自転車で走るシーンの代役(ボディダブルとかスタントダブルというらしい)だから、いくら遠目で撮ってもスタイルの違いは誤魔化せないと思ってた。プロ選手なら数百メートル離れても違いが分かる。
結局、体重は上回ってるのに身長で遥かに劣る俺は仕事を干され代役を探すことに。幸い走れる代役を見つけたから良かったものの、拝み倒しても身長は伸びないからなー。
それから数日俺は機材の準備とセッティング。本職モデルとボディダブルに演技指導。大勢の撮影スタッフの仲間に入れてもらい貴重な経験をさせてもらった。
さすがその道のプロ集団。すべてが分業で各分野の専門家ばかりなので仕事に対する意識がハイレベル。妥協を許さない人達との仕事は遣り甲斐がある。
CMは天候にも環境にも恵まれたロケで超大手メーカーの商品。スタッフもその世界一流の方々だったので期待大。公開時にはAECのお客様方と一緒に観ようと思ってます。
カッコイイとカッコワルイ対極
2023年12月16日 土曜日
競技種目によっては年俸とか契約金とも呼ぶが、青天井を夢見て己の精神と肉体の限界に挑む。「給料を貰う」とはちょっと違う感覚。(我らも賞金稼ぎを誇りにしていた)
その契約金で前代未聞の7億ドルを手にした大谷さん。しかし驚いたのはその額よりも支払い方法。97%を10年後からの後払いにしたとは!?
極端な経済音痴とも思えないので、インフレで価値が激減する可能性が高いにも関わらずこの方法を選んだってことは、彼は紛れもなく「金より大好きな野球」でベストを尽くすことを優先した。潔しとはこれ。
全く桁外れ。規格外の男は俺ら凡人の想像を絶する思考と行動力。
確かに年間2~3億あれば生活は何も困らないから、不必要といえばそう。彼にとっては史上最高額という実績で子供たちに夢を与える数字でしかないのかも。
誰もが10年後なんて生きてるかどうかも分からないし、不必要な物を背負って重荷に苦しむくらいなら身軽なほうが良いとは思うが、この年齢でそれを実践できるのはすごい。
欲に目が眩みジジイになっても裏金作りに勤しみ、本来の仕事を忘れた政治家連中よ恥を知れ。
達人の域
2023年12月11日 月曜日
先日、尊敬する先生と話をしていて「周りを自分に合わせるのではなく、周りに自分を合わせる」という話があった。主従逆転の思考。
どんな形にも自分を合わせられるようになれば達人。
同じくずっと以前にフレームビルダーの神様ナガサワさんからも「プロで走るならどんな自転車にも自分を合わせろ」と言われたことがある。
合わないのではなく合わせるのだ。
柔軟にどんな状況にも適応できる生き方ができれば素晴らしい。いつか達人になれるかな?
流れは止まらないだろうが(動画あり)
2023年12月05日 火曜日
子供の頃からよく聞いていた名前。このブログでも度々登場していたあのキッシンジャーが死んだ。世界中で暗黒の世に一筋の光を見た人も多かったはず。
有名だからアメリカの偉い人なのかと思っていた頃もあるけど、世界の仕組みが少しずつ分かりだしたら大抵TVで持ち上げる良い人は悪い人。海外では祝賀デモもあってたようです。
悪魔の集まりダボス会議の親玉変態クラウス・シュワブの師匠。100歳になるまで歴代アメリカ大統領12人を操った悪の権化。
mRNAワクチン開発が今年受賞したのを見れば一目瞭然のノーベル平和賞受賞者でもある。つまりノーベル賞とはそんな賞。
どうやらインフルエンザワクチンもmRNA入りになったと聞くから予防接種好きの人は気を付けてくださいね。なんと言うても打つ人は打つからご自身の判断で。
こんな奴らが推し進める毒薬俺は絶対打たないけどね。
と思っていたら今度は生物兵器レプリコンワクチン承認!(しかも日本だけ)これだけ被害者出てるのにまだおかしいと気づかないのが不思議。調べないのかな?
日本もインドみたいにゲイツ追放してほしいわ。
気付いてない人はこれも参考に。
青春は密だからの言葉通り
2023年11月28日 火曜日
コテージに別れを告げ、出遅れたものの少し飛ばせば何とかなると予定通りのコースに向かった。甘かった。強烈な北風に押し戻されスピードが出ない。伴走の車から見てて「確かにサイクリングとは言ったがこれはふざけてるのか?」と思うスピード。
サウナでのんびりの予定が「烏の行水直後にダッシュ」に変更となり、輪行バッグを積み込んだら(法規に則り)高速を走る。レンタカー2号に「もう少し急ぎたいから車間を詰めて」と電話連絡。
しかしどういう事か車間は更に開き心配でスピードが出せない。なぜだ?それでも南部のガンガラーの谷に予約ジャストタイムで到着。「車間を開けろ」と聞き間違ってたらしい。??
絶景のガンガラーの谷を堪能したら次は瀬長島へ。恋人いない男たちを連れデートスポットへ。しかも再度高速に乗るので「今度は車間を詰めてね」と伝えたはずが、トラックに割り込まれ俺の車を見失い早々にインターから降りていく2号をミラーで確認した。「なぜだ?最後のインターで降りると伝えただろ」
ロスタイム続発なのにその後も余裕をぶっかます俺と、心配性のメンバーと間でオロオロする若者の姿にニヤケながらもラスト2人目で飛行機に搭乗。ほらね。俺はギリギリを攻めても過去3度しか乗り遅れたことは無いから大丈夫。
タイトスケジュールで最終日に疲れ(心労)のダメ押しをすることで機内でぐっする眠れるように考えている(ウソダケド)。
こうして密度が濃いツールドおきなわは終わり帰路に就いた。ちなみに若者のレンチは当たり前のように荷物から出てきたらしい。
ツールドおきなわはAECがクラブ活動のメインに位置付けているイベントで、俺が沖縄に住んでいた頃からずっと親しんできた日本最大規模のレース。過去には表彰台に乗る姿も見せてもらいました。
いつかまたクラブAECから表彰台に乗る選手が出てくることを夢見ています。やる気が有る人は応援しますので、是非ご加入ご参加ください。
レース後の楽しみ
2023年11月27日 月曜日
レース後はずぶ濡れになった身体と自転車を労わるために(ふれあいパーティー)には出席せずコテージへ帰った。
年功序列でシャワーを浴び、他はバイクの掃除と洗濯。慣れない若者に支持を出しテキパキとコキツカウ。シューズやヘルメットも洗っとかないと酷いことになるぞ。
一通り片付いたらいよいよ打ち上げの会場へ突入。沖縄民謡を最前列かぶりつきの席で堪能し、沖縄料理と酒を満足するまで食しカチャーシーを踊る。
今回5名と少人数だったけど、レース休止中の事を考えると走れる幸せに感謝するしかないね。この浮かれポンチな気分を味わえる今は絶対戻ってこないから、やりたいことはやっておいた方が良い。
レース翌日は好天。雨でレースの予定は変わらないけど、観光の予定は変わってしまうのでやっぱり晴れた方が良いですな。
観光へ出発する前に奥間へ置いた車を回収しなければいけない。サイクリングを兼ねて出発するが、どうせならと古宇利島に立ち寄ろうとなっていた。
距離は60㎞フラットだしいつも練習で走っていた道で時間も読める。計画通りにスタートのはずだったが、若者がペダルレンチが無いと言い出した。「そんなはずないだろここで使ったんだから」「いいえどんなに探しても無いんです」
あの巨大なスーツケースをひっくり返し大量のゴミ袋で仕分けられた荷物を確認する。この袋逆に分かりにくいだろ。他にもないかと皆で積み込んだ荷物を引っ張り出し再確認。「やっぱりありません」
あとの2本はすでに空港で没収済み。残り1本あれば何とか輪行できるから諦めろ。早くスタートしないと間に合わないぞ。
雨のレース当日
2023年11月25日 土曜日
情けないことに膝の具合が芳しくなく、会場駐車場からゴール地点までのたった数百mが歩けない。飛び道具のフォールディングバイクを初めて持ち込んだのにこの雨じゃ走れない。
こうなったらどうせ近々修理に出すし、膝ぶっ壊れる覚悟で歩いて行こうかと思っていたら沖縄に住む先輩からの電話。「時間あるから遊びに行くよ」おー!神は我を見捨てなかった!先輩は沖縄自転車競技連盟会長。当然VIP。
予期せぬチャンスに甘え高級車で会場ど真ん中入り。持つべきはよく働く後輩と親切な先輩。ありがとうございます。
あとはチームメンバーのゴールを待つだけ。90㎞地点までは4名で連携して走る作戦なので、その間機材と体にトラブルが無ければ最後の山越えで順位は決まる。この天候なのでタイムダウンは仕方ないから無事に戻ってくれる事だけを祈りつつ傘をさしてゴール前で待つことに。
雨が止みだした頃、先ずは若者が現れ数分遅れで全員がゴール。それぞれが100㎞の中で持てる力を振り絞って走ってくれた。着順やタイムよりもここまでの練習会で覚えた走り方やトレーニングが財産になるはずです。
チームの結束や協力、脚力が違う人との走り方や気配りが身に付くことで集団走行の面白さやスピードが変わることも感じてくれたんじゃなかろうか?
これがホビーレーサーがチームに所属する醍醐味だと俺は思ってる。あとは好天の沖縄を満喫して帰ろう。まだ明日の楽しみが待っている。
レース前調整
2023年11月23日 木曜日
沖縄滞在は4日間。レース前の食事は大事で、コンビニ食ばかり食ってちゃ走れないしそもそも体に悪い。レース後の打ち上げはともかく通常食を確保しておくことが大切になる。
AECのツアーでは、俺が沖縄に住んでいた頃の馴染みの店に行くことが多いので安心だけど、今回の朝食はホテルのバイキングじゃなくて与えられた食材での自炊。
我々昭和の九州男児は台所に立つと女に怒られるから、平成生まれの若者がシェフとなり朝食を作ってくれる。出された物に文句を言わないのも作らない者の義務。うまかったぞ。うまかったけど夕食こそはもっとうまいもの食いに行こう。
恐れていた通り土曜の朝から重く暗い雲が覆いかぶさり午後には雨が降り出した。こんな時は焦っても仕方ない。休養日に充て買い物や軽く観光でもしてリラックス。明日の準備を済ませ早目に就寝となった。
そしてレース当日の起床は4時前。案の定外はザバザバと雨が降っている。金曜日とは打って変わって気温が低い。体を冷やさないように着込んで5時ごろスタート地点へ向け出発した。
いってらっしゃい。力を出し切ってきてね。100キロレーススタートは本島最北端あたり。ゴールは13時前後だから俺はしばし1人で待つことになった。と、ここで問題発生。