あっという間の日曜日
2017年6月22日 木曜日
ブログを書くのは一週間ぶり、土曜日の前夜祭コミュニケーションミーティングと日曜返上で開催したトレーニングセミナー。そしてキングと二人の後夜祭。その準備と整理がようやく終わった。
これまでも何度かやってきたセミナー。やる前は参加者集まるだろうか?内容に満足してもらえるだろうか?などと心配してしまう。しかし毎回、満足したと言ってもらえて、講師にもまた来たいと言ってもらえてこちらも満足している。
当然俺も成功させる自信があって講師を呼ぶが、やはり毎回心配するのは気が小さいから? どんなにいい話も聞く人の熱意で何倍も価値が違うので、誰もが自分と同じ価値を感じるわけじゃない。それでも過去のセミナーの評価を見ると、全員が熱意に満ちている証拠だと思う。
レベルに関係なく参加者の質問に的確に答えるキング。短時間一緒に走るだけで弱点を見抜くゴリラキング。トップの選手の物の見方や、強くなるための考え方は指導を受けることで身に付けることもできる。走りは一朝一夕にはいかないが、問題を指摘され、一つ一つ変えていくことで確実に成長はできる。
終わって何人かの参加者たちと話したが、「昔憧れた選手と一緒に走る日が来るなんて・・・舞い上がってました」とか「終わってみたらあっという間の二日間で全然足りない」とか「今までの考え方は寝ぼけていた」とか「迷いは全部気のせいだった」とか。聞いてて面白い。
やっぱりやってよかった。こういうイベントは準備は大変だけど本当に楽しいね。俺は昔の仲間と酒が飲めるし、皆にとっては強すぎるくらいの刺激。こうして自転車の面白さを体験してもらえるのが何より嬉しい。
そして、このセミナーはもう一つ肝心な意味を持っている。それは俺に対する疑いを晴らすため。時々こうしてすごい選手から真実を伝えてもらうことで、かろうじて日ごろの言葉を信じてもらうことにしている。
だいたい普段ネットの情報を信じすぎ。何時でも何処でも誰にでも、なんて正確な情報あるわけないだろ。ちょっと考えればわかるはずなのにね。生身で教わった事を実践して初めて成果は出るけど、やらなきゃ有名人との楽しい思い出に過ぎないぞ。
キングもまた来たいと言ってくれてるし、忘れないように定期的にセミナーやるしかないな。
18日は秘中の秘スペシャル
2017年6月15日 木曜日
今度の日曜は、AECトレーニングセミナーを実施するため、営業はお休みします。
午前中は経験豊富なプロが答える質疑応答やアドバイス。それから実戦練習に出かけます。うちのクラブはまだ実力も実績も無いひよっこ(byNHK)なので、目標設定のポジションを変えることで意識改革からやっていく。
ぼんやりしてたら只の走行会だけど、その気になればこれから先がすべてひっく返るヒントをもらえるチャンス。意識の高い参加者は積極的に吸収していくように。
選手を引退した者にとっては、これまで時間も体力もお金もかけて身に着けた知識を誰かに伝えるのは幸せ。説明しながら昔辿った道を思い出してニヤケてしまう。俺は好きだ。
でもどうせ伝えるなら熱意がある人にと思うし、タダで手に入るどこにでもある情報と身体を張って掴んだ情報の違いが分かる人に伝えたい。
自分の力じゃできない経験を積ませてくれる人には、自分ができる何かの形でお礼をするのが当然。もらいっぱなしは失礼というもの。例えばそれが選手であれば強くなること。敬意を払い義理を欠かないこと。そしていつか次の世代に利子を付けて返すこと。 だと思っている。
俺は意地悪だから、自分が得る事しか考えない奴や、いいとこどりで消えていく奴には何も教えたくない。三浦さんはいい人だから見返り求めず何でも教えてくれるはず。でも九州男児を守る会は裏切り者は許さない。
一度のセミナーといえど、準備は大変。過去にNPOで三浦さん達と組んでやっていた頃が思い出される。
セミナー参加者募集
2017年6月09日 金曜日
自転車競技界で「キング三浦」を知らないうちはド素人。ロードでもMTBでもトラック競技でも日本代表選手として歴史に名前を刻み、今も卓越した指導で選手を作り出し日本自転車競技界を強化し続ける名コーチ兼名選手。俺は尊敬している。
この三浦恭資さんがアルカンシェルのセミナーに講師として来てくれることになった。今回はアマチュア選手のためのレーステクニックやトレーニング方法などを指導してくれる予定。開催は6月18日。
壱岐のレースで見たアマチュア選手の走り方とプロの違いなど、「もっとこうすりゃすぐに速くなるのに」的な話を電話で話してるうちに、いっそAECに来て皆に教えてくださいよという事になった。
三浦さんは「九州男児を守る会」の会長でもある。因みに俺は副会長だ。男らしく二つ返事で了承をもらい、俺もすぐに準備に取り掛かった。クラブのメンバーに限定させてもらうが、講習前夜のミーティングは何より大事だ。ここで聞く三浦さんの話は衝撃を受けるはず。未だに俺も一人の自転車好きとして驚き考えさせられる事が多い。
夜の話は極秘だが、昼間の講習はなるべくたくさんの方に聞いてもらいたい。しかし、小さい店なので許容量は限られてるし、あまり多いと個別指導の時間が減ってしまう。なので熱意で参加者決めさせてもらう。クラブメンバー優先なので、あとは早い者勝ちだ。
セミナー受講者を若干名一般募集します。参加資格は大人のマナーを守れる当店のお客様で、強くなりたい熱意がある方。知識や経験の習得にコストを支払う意識がある方。ネットと天秤にかけ、いつもいいとこ取りしようと考えてる様な方はお断りです。うちはハードよりソフト重視の店なので。
参加費、内容など詳細を知りたい方はご来店時にお問い合わせください。電話やメールでは受け付けません。締め切りは13日です。
滅多に無いチャンスというやつ
2017年6月08日 木曜日
大ニュース。と言っても自転車レースに関心がある人で、ネットや雑誌の情報に疑問を感じている人にとっての大ニュース。
来週、アルカンシェルにロードレース界のビッグネームがやってくる。
不定期で開催しているAECトレーニングセミナー。プロに直接教わる自転車レースの走り方やトレーニング方法は、毎回大好評。講師は何度も日本チャンピオンとして海外で活躍した経験を持つ元プロ選手達なので当たり前だ。そこら辺りに転がる情報なんて比較にもならない。セミナーで話を聞けば、当たり前のように噓がまかり通っている事に驚くと思う。
自分が一番得意な分野で考えれば理解できると思うけど、一般向けの情報は専門知識がある人にとっては笑止千万と言いたくなることも多々あるはず。特に素人が知ったかぶりして発言する記事などは「おいおい、世界中に恥さらしてないか?」と言いたくなるものも。
俺は恥ずかしがり屋で臆病だから、結構自信があってもなるべく公の場では断定しない。少人数で訂正できる範囲で偉そうなことを言うようにしている。後で考えが変わることもあるし、常識自体が変わることもあるから「間違ってたら許してチョ」くらいで。
しかし、実体験と、実績と、絶対的な自信があるプロフェッショナルは、なるべくたくさんのアマチュア選手に指導するべきだと思う。AECのセミナーは毎回それができる講師を呼ぶ。今回の講師は海外からもオファーが絶えない超一流だが、セミナー参加者のレベルに応じて個別指導してもらうので、経験、脚力は全く問いません。
アマチュア選手にとっては自転車人生で最も貴重な体験のひとつになると思う。きっとバレたら県外からも受講希望者は多い。しかし、このセミナーはAECのお客様に対する俺の恩返し。参加資格はAECの顧客に限定させてもらう。
あなたも日本一の指導者から個別指導を受けてみませんか?
突然決まった話なので、セミナーの詳細は近日決定してここでお知らせします。
ちょっと面白くなってきた
2017年6月06日 火曜日
我ながらいいアイデアだと自画自賛しつつ、今月の「のんびりサイクリング」は競輪場を目的地に走ってきた。
走った距離は30キロほど。烏帽子岳を上るコースだったので、少しだけきついポイントもあるけど、あとはほぼほぼ楽勝コース。何しろ目的は高校総体見物だから。
サイクリングの参加者達にレース解説しようと思っていたのに、自分がレースに見入り過ぎて皆の事はすっかり忘れていた。ま、自転車好きなら見てるだけでも面白かったでしょ?
中学生のころからAECにちょろちょろ遊びに来ていた連中が、あっという間に2年生。会話はいつでも面白いが、やっと自転車も見ていて面白いくらいに走れるようになってきた。まだまだ足りないところばかり目に付くので、あーせいこーせいと、つい口出ししてしまう。
俺も適当なことばかり言ってるわけじゃないから、やれば絶対プラスになると思うぞ。何でもそうだけど、やるかやらないかが来年の今を決める。そして未来が決まる。実験済みだから迷わずやってみろ。
これから梅雨に入り、空けると一気にバンクは灼熱地獄。夏休みは嫌でも全身で青春を実感できる。俺も今でも夏休みの練習は記憶に残っているくらいだから、全力で汗を流せばいい思い出にはなるぞ。
朝から晩まで勉強漬けの学生の話も聞いたし、そっちはほったらかしで部活漬けの学生生活もある。俺もそうだった。どっちが良いのかは分からないけど、全力でやってれば後悔はしないと思う。高校生たち頑張れ。
今回のサイクリングは大学生も参加して、ずいぶん楽しかったと言ってた。この勢いで仲間になるべし。おじさんシゴくより若者の方が俺もやりがいがある。勢いで入会しろ。いい返事してたので俺は気に入ってるぞ。
沖縄ツアー募集開始
2017年6月02日 金曜日
今年もこの時期がやってきた。6月4日は壱岐サイクルフェスティバル。もう29回目になるらしい。第1回大会から招待選手で走り続けるキング。今でも仕事の合間を見つけて走り続けている。まだ聞いてないが、今年も壱岐を走るんじゃないかな?キング見るだけでも行く価値あり。
そしてこの時期は梅雨入りの時期でもある。予報を見てると今年はこの一週間あたりが梅雨入りかも。数年前750キロ走破に挑戦した時は丁度猛暑と梅雨入りの日が被って100キロ土砂降りの中を走り続けることになった。俺は気持ちよかったけど、他のメンバーは寒さに震えていた。体調管理が重要な季節。
それからもう一つこの時期始まるのが「ツールドおきなわツアー」の募集。レースは8月エントリー開始だけど、AECのツアーは6月1日から参加申し込みをスタートした。例年の事ながら準備は面倒極まりないけど、俺が一番楽しみにしているイベントで、選手にとっても一年の総決算にあたる目標レース。
過去に10年以上住んでいて、まさにそこが毎日の練習コースだった。元ジモティーのプライドで、参加者を楽しませるため知恵を絞ってガイドします。
日本最大級のバイクイベント「ツールドおきなわ」ツアーは11月12日(日)スペシャルコースで2泊又は3泊で南国の雰囲気と食事とレースを楽しむ。レースでもサイクリングでも、経験問わず楽しめるのがいいところです。自転車乗ってて沖縄を走らないなんて、クリープを入れないコーヒーみたいなもの。何のことやらわからない若者も懐かしんだ中年以降もとにかく一度は参加してほしい。
AECツアーには例年20名ほどが参加しています。お得な1次募集は6月30日まで。料金が上がる2次募集はレースのエントリー締め切り日までとします。当日は5000名近くが参加するので、ホテル、エアー、レンタカー、食事の会場など早期予約が必要です。なるべく早目にお申込みください。
去年は沖縄の後輩が助手として大活躍してくれたけど、今年は一人で捌ける人数を越えそうになったら、その時点でツアーを締め切ります。
興味がある方は店頭でご質問ください。詳しく説明いたします。