先日用事があって秘書を呼び出した。子育て中ながら時間を作って自転車に乗ろうと考えているらしい。

メールで出てこいと伝えたら、「タコ焼き食べながら子供をあやしています。」と返事が来た。やはり！やはりこいつタコ焼き食ってやがった。俺の勘は当たっていた。しかもタコ焼き機まで手に入れてる。

まてよ、タコ焼き機があって頻繁に食べているということは、何度でも焼けるということ。いつでもタコ焼き持ってＡＥＣに来ることができるということ。よっしゃよっしゃ、いつでも遊びに来なさい。ローラーでもなんでも乗っていけ。

一応大人だから催促はしなかったが、この流れなら次のおやつはタコ焼きになるはずだ。ま、暗黙の了解、意思の疎通というやつだな。

そして数日後現れた秘書、見事に手ぶらです・・・タコ焼き持ってません・・・

こいつ、あのメールの振りは何だったんだ？ブログを見て俺にタコ焼き持っていこうと思ったんじゃなかったのか？社長をおちょくっとるのか？期待させといて裏切るとは・・・あ、上げて落とす天国から地獄バージョンか？

くそぅ、今度タコ焼き持ってこなかったら絶対ローラー乗せてやらんからな。食い物の恨みって知ってるか？俺は子供以上にしつこいぞ。

金正男が暗殺された。俺はゴルゴ１３を読みまくってるから驚きはしない。したり顔で「ついにか・・・」とかつぶやく。世の中には知らないこと知らない方がいいこともたくさんある。謎だらけだ。

そしてパソコンも謎が多すぎる。ハードやソフトの開発者が意図する性能の何％を使えているのだろうか？

俺なんか殆ど使っていないと思う。自分の脳みそでさえ使えてない。必要な部分だけ使えるようになれば、あとはなるべく見て見ぬふり。余計なことしてしまったら引き返せなくなったり設定が変わってしまったり。そもそも英語と外来語と小さな文字が悪い。

ある日突然設定が変わっていたら、それを修復するのに長い不毛の時間が待っている。

今回はなぜかプリンターの印刷速度が遅くなり、調べてみると印刷設定画面が以前と違うものに変わっててこれが原因らしい。んんん？何で勝手に変わるんだ？余計なことはしてないはずなのに？しかもＰＣ２台も。忍びの者の仕業か？俺も狙われてるのか？

あんまり印刷が遅いので、今後ロスする時間を考えたら今やるしかないと検索掛けながら調べてみた。

それらしい手順でアンインストール→インストールと進むが２時間たっても終わらない。頭に来て一旦ぶち切り、再度やると１０秒で終わった。一体何なんだ？まあそれでも俺にしては珍しくスムーズにうまくいった。

調子に乗ってもう一台のＰＣも同じくやるが、一向にうまくいかない。「完了できませんでした」・・・しろよ。ここでも約２時間。

もういい。俺は一生、遅いプリントに時間を奪われ続けて生きてやる。印刷するときは寝袋持って泊まり込みでやってやる。すねる俺。

あきらめて仕事を続けるが、頭の中のもやもやは解消されない。きっちり片をつけないと納得できない性分が再度俺を奮い立たせ、全く同じようにもう一度だけやってみた。　すると一発ＯＫ！　これだよ、これがＰＣの分からんところだ。開発者出てこい！

まぁひとまず一件落着。終わり良ければ全て良しだ。

そして今、ファイルの整理に新しいフォルダを作り、名前をつけるとシャットダウンした。・・・・おのれ～！

坂を上っているけどなかなか進まない。足が重くてクランクを回せない。そのうち足に全く力が入らなくなり、自転車が止まってしまった。

数日前に見た夢。足がいっぱいで、ペダルに体重を乗せてもはね返される。力が全然伝わらない感覚は、現実で何度も経験しているけど、夢にまで見るとは・・・・

この夢には伏線があって、ちょっと前に乗った小径車が空気圧不足でものすごく重たかった。タイヤの直径が２０センチほどしかないので、低圧のタイヤはハンドルを取られるほど重い。あまりの重さに「俺ってこんなに弱ったのか！」と急激な脚力の衰えにビビった。

エアを注入したらそれなりに走れたが、あの感覚を体が思い出してしまい、記憶が夢になったんだと思う。今でも時々レースを走っている夢を見るから恐ろしい。

夢ではその後、自転車を降り、手に持った自転車を深い深い溝の奥に落としてしまう。もう引き上げられないくらい下まで落ちていった自転車を見ているところで目が覚めた。　・・・何を暗示してるのやら。

夢をよく見る俺。寝てても覚めててもいろんな夢を見る。子供のころは夢日記をつけていたくらい夢が好きで、今でも楽しんでいる。夢の中には別の世界に生きるもう一人の自分がいる。自分を見つめなおすこともあるし、これで危機を回避したことも何度もある。

潜在意識と顕在意識の境目、肉体をコントロールできない時間を漂うのが大好き。　簡単に言うと寝るのが大好き。

ようやく冷えてまいりました。何度か気温が下がる日もあったけど、今年はそれほど寒くはない冬。このまま逃げ切れたら最高！と思っていたけど、そもそも今年は冬も春も遅い年。旧暦を知る人にとっては当たり前らしい。

冬が寒いのは当たり前だけど、週末の天気が悪いのは自転車乗りにとっては恨めしいところ。時間がある日に外を走れないと焦ってしまう。しかし今週も予報はよろしくないです。昨日から雪積もってるし。

そんな時は仕方ないので屋内トレーニング。昨年せっかく積み上げてきたものを無駄にしないためにも積極的にローラーに乗りましょう。

とはいえ、俺もローラーはあんまり好きじゃなかった。三本ローラーも、固定も電動も、一通り持ってたので乗るには乗るが、長時間とか継続的にとかなると、外を走るほど面白くはない。苦しいメニューだと尚更だ。

先日屋内トレーニングに来たメンバーと話をしてると、苦しい時に誰かの視線がある方がいいという人と、誰にも見られたくないという人に分かれた。俺は一人でやった方が良かった。終わった後にのたうち回るタイプだったので、知らない人がそこだけ見たら完璧に危ない人。子を持つ親なら急いで手を引っ張て逃げるはず。

選手引退後にこっそり一人でパワーマックスに乗ったら、心臓はやばいことになって死ぬかと思うし、足ガクガクで転落気味にマットに倒れ込み、後悔しても手遅れ。３０分以上も足の痛みがとれず立ち上がれなかった。注意書きには「気分が悪くなったら中止しろ」とかなんとか書いてあるがこの場合どうすれば？

「選手でもないのになんでこんなことやってしまったんだ・・・」その日は仕事にならないほど燃え尽き、立ち上がれる様になるまで頭髪は全部白くなっていた。それで今も少し白髪が残っている。　もうあれから一度もやっていない。

一部の人は三途の川を見ることもできる「殺人マシーン」俺は長生きしたいので、もうそのメニューをやることはないと思う。でも９９％の人はその心配無用。程よく汗をかく程度です。

トレーニング会員は楽しくフィットネスに参加しましょうね。そして注意書きをよく読んで使いましょう。

視察大好きの俺。ささっと鹿児島まで出張してきた。わざわざ３５０キロ走って行った甲斐はあり、いい勉強になった。

同じ九州に住んでいても行ったことない場所や、行くこともなさそうな場所だらけ。おそらくここも２度行くことはないと思う。目的を果たした後、せっかくなのでのんびり帰ろうと地図を検索してみると、ちょっと走れば鶴の飛来地出水がある。ちょうど越冬でやってきてるんじゃないか？一度も見たことないのでちょっと行ってみるかと車を走らせた。

鶴観察センターという所に着くと、いるわいるわ予想以上に鶴がいた。うようよ。しかも鶴の大群が「クァークァー」鳴きまくってる。ニュースでちらっと見たくらいだったので、こんなにいるとは知らなかった。車がそばを通っても悠々と歩く鶴。　小学校の同級生に「鶴」という飄々としたやつがいたが今どうしてる？

ここまで来たので天草を通って帰ることにし、フェリー乗り場へ向かう。口之津まで２度フェリーに乗るので休憩はたっぷり。楽勝のドライブだ。九州横断の際、自転車で走ったコースに乗り鬼池に着くと天草四郎と再会。が、顔が違う。あの時の四郎と何かが違う。

１年半前には白い顎ひげを生やしていた四郎（参照 https://sports-aid-station.com/?p=15378）が、ひげ剃って若返っていた。誘導のおじさんに聞くと「あー塗りなおしたね」・・・ですよね。

そして千々石ではお約束の「じゃがちゃん」を。３０年くらい前、冬の雲仙を走った後に食べたホクホクのじゃがちゃんの美味さが忘れられない。あれって一体いつからあるんだろう？

５０キロ制限の道を３０キロで走る軽トラ、どこまでも信号無しで続く道。もう自転車じゃ行けないので、たまには車で知らない土地を走るのも面白い。