ツールドおきなわを控えた最後の走行会。仕上げの練習で気持ち良く走りきりＡＥＣに戻ってきた。　数日前から周囲の道路には警察官とパトカーが増えていたが、この日は一段と数が違う。他県から応援に来た私服の警官が多数。そして沿道には人だかり。

障碍者スポーツ大会のアーチェリー競技観覧に皇太子殿下がお見えになる日。ＡＥＣの前を皇族がお通りになるのは初めて。　入口看板を覗いて　「なぬなぬ？４日からは沖縄に行って休みになるのか。皆の者ご苦労である。」　とか　「国旗を掲げているのか。良い心がけじゃが色があせているぞ。そろそろ新しいものに換えよ。」　などと仰るかも？　ああ・・・失礼があったらどうしよう・・・・

などと不埒なこと考えながらも練習でかいた不浄の汗を流し身を清めたら、頂いた国旗を持って沿道に並び、みんなで皇太子のおいでを待つことにした。もちろん秘書にもしっかり眉毛を書かせ、失礼の無いように厳重に指導しておいた。

１時間以上前から警備の警察官が　「あと〇〇分で来られます」と教えてくれる。　１分前の先導車が来て、白バイが来て・・・・キター！いやコラシター！いやいやイラッシャッター！　カメラを向けても良いと事前に許可を得ていたので、失礼ながらもパチリ。

生皇太子殿下のお姿を拝見した感想は　「おおぉぉ・・・」　皆が口をそろえて　「おおぉぉ・・・」　写した動画を見ても　「おおぉぉ・・・」　である。

手を合わせて拝む老人は見なかったが、さすが日本一の貫録である。天皇陛下を拝見したのは初めて国体に参加した高校１年生の時。今度は地元国体で皇太子を拝見できた。

ありがたや。余は満足じゃ。