スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

情弱

知人と食事の席で「情に弱い」側の人は損得だけで考えないので、金銭的には損をすることも多いが感動的な体験をする機会が増える。長い目で見たときそれは・・・・とかなんとかの話になった。

ここでは情報弱者ではなく情に弱い人の話として聞いた。

その方の仕事もAECの仕事もそちら側の人たちとのお付き合いで成り立っている。ドライなお客を対象とした仕事も当然あるし、その手の仕事から情緒的に得るものを期待してはいけないのも当然。自分だって使い分けている。

うちの常連さんたちは弱い側の人たち。多少安く買えるという理由で情報を駆使しネットと天秤に掛けたりはしない。「お前に任せる」と言われたら信頼に応えよう、付加価値を与えようという気持ちになるが、「いいとこどり」ばかりで利用されると悪魔が首をもたげる。値札だけを比較してる人は、気づかないうちに何らかのチャンスを逃しているのかも。

以前NPOの仕事をしていた時、単なるフレーム販売にアドバイスや相談その他を付加してやっていた。それは受け取る代金以上を与え、日本中に自転車中毒患者を増やすことを目的に。単に「得した」としか思わない人もいただろうしこちらの仕事は多忙を極めたが、それを理解してくれる方の意外な多さにやる気を満たされていた。

商品(と付随するモノ)を売って感謝され、お礼のメールや手紙を受け取り、その後の経過報告やら出会いの機会、信頼と友情を得たのも(積極的で)情に弱い側の人たちからだった。

情のキャッチボールができるそれらの人たちとの付き合いが、仕事のモチベーションだと改めて考えさせられた。

スポーツエイドステーション
アルカンシェル

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電話:0956-48-4131
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営業時間:
10:00~12:00
13:00~19:00 

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