スポーツエイドステーション アルカンシェル/長崎県佐世保市

ツールド沖縄 その4

恩納村一周サイクリングに出発 ゴール前、奥のほうで落車が 打ち上げのネタとしてパチリ 一緒に走ったゴキソの会長と レースが終わり打ち上げ前の景気づけ。この時間が楽しい。最後のサイクリング組が出発したら、オーバー50を皮切りにアンダー29、フォーティー、サーティーと年代別にカテゴリー分けされた選手たちが次々ゴールしてくる。

数年前からゴール勝負が最もよく見える位置を見つけたので、今年もそこで観戦。目を皿にしてチームジャージを探す。去年まではビデオとカメラを構え、20名のツアー参加者を探していたので、目も血走っていたけど、今年は50キロレースは30台と40台のみ。しかもスマホいっちょで記録することにした。スマホの操作に一抹の不安を抱えながら。

沿道は選手が近づくまでなかなか分からないけど、ここは200m先まで見通せる。川を遡る鮭を網ですくい取るように、ゴールしてきた選手をカメラに収めていく予定。名付けて「ヒグマの鮭すくい上げ作戦!」

ここはよく見えるだけにゴール前の落車などアクシデントもよく見える。大集団のゴールでは落車も多く、悲惨な高級車を目にすることもある。痛々しい選手はなるべく見たくないけど、俺も何度もそういう目に遭ってきたので「がんばれ!」とつぶやきゴール前の選手の姿を探していた。

例年沖縄前の強化練習で念のためにゴールスプリントもやっている。それは先頭集団で帰ってくる人も、第2第3集団で戻ってくる人も、その集団のトップでゴールしてもらいたいから。それと、練習でやってないことは本番でできないから。

ゴール前は誰だって焦るし舞い上がるし、残りの足と気持ちと頭が全くつりあわなくなることもよくある事。経験と練習の成果が出るのがここだ。今年も少しだけ練習やっておいた。

俺が見ることのできるレースはこの部分のみだから、みんなカッコいいところ見せてくれよ。

ほぼほぼ予想通りの順位でゴールするメンバーたち。その中で、トップ集団で来るはずのメンバーが来なかった。30秒、1分、・・・遅い遅すぎ・・・・・まさか!?

さっきの落車現場を老眼&視力2.0の目を凝らして見ると、どこかで見覚えのあるチームジャージにも見える。こりゃまずいかも?ひざの痛みを忘れダッシュで現場急行した俺の目の前にはCさんが横たわっていた。・・・というか、進行方向と直角に寝そべっていた。

おいおい、せめて縦に寝ないと後続に曳かれるよ。 問答無用でコースに飛び込み状況チェック。よし大丈夫、骨折なし。脳挫傷なし。制止を振り切り立ち上がらせて歩道へ引っ張り込んだ。 係員に「動くな」と押さえつけられていたらしい。心配なのはわかるが、臨機応変に判断しようぜ。

念のため大袈裟に救急車で病院に運ばれましたが、全く問題無し子ちゃんでした。本人表彰台を前に相当悔しがっていた。俺も残念。また来年ね。

他のメンバーもすごい成績は残せなかったけど、それぞれにそれなりに頑張ったとは思います。今年もまた来年の課題が見つかったレースでした。

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