おかげさまでまた歳とりました

ついに７年目に突入。ようやく小学生になれるかどうか程度ですが、少しずつ大人になっています。

自転車部に入部した若者たちと、弱虫ペダルをきっかけにロードに跨った女の子たちと、仕事の合間に息を切らして走り回るおっさんたちが混在する店。　自分が中学生ごろに入り浸っていた自転車屋からは想像できない姿。

６年前、そもそも自分が自転車屋になるとは思っていなかった。子供の頃から自転車が好きで走り回り、たまたま近所のよき先輩や友人たちと一緒に走るようになってレースの道に。　貧乏から脱出するためプロとして走ることを決意し、生きていくため走り続けた。

選手で走っている時は無我夢中でその後のことなど考えることもなく２０年以上。体力の限界を感じ、ようやく第２の就活を考えはじめた。結局選手時代に成り行きで店を出すことになった。降って湧いたような話に数日は戸惑ったが、開き直ってやる気になったらこれがまた面白い。今となっては巡り合わせに感謝しています。

昔の友人からは「なるようになったな。」「子供の頃、将来自転車屋になりたいと言ってたぞ」と言われた。え？そうなん？そんなことすっかり忘れてた。

この時期になると開店時期にお世話になった方々や応援してくれた友人らを思い出す。商売など何も知らない自分に親切に指導してくれた横浜のBIKETOWN。各方面に顔を効かせてくれたキング三浦。その他にも選手時代の付き合いのおかげで、どこに行ってもフリーパス状態でスタートを切れました。

あらためて皆様方に感謝を申し上げます。

これからも日々新しいお客様との出会いがあると思うと楽しくなる。毎日毎日好きな自転車いじって、楽しい仲間と趣味の話で笑って、秘書をこき使ってバーベキューまで食べることができる。　なんちゅう贅沢！

これからもどうぞよろしく。　新しい仲間もお待ちしています。